独立戦争中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 14:02 UTC 版)
戦争の開始とともに、ボストン市中はイギリス軍に占領され、革命の支持者の大半は追い出されたので、リビアは家族を連れて対岸のウォータータウンに移り住んだ。1775年、リビアはマサチューセッツ植民地議会の指示で、フィラデルフィアにあるアメリカ植民地では唯一の火薬製造所の視察に派遣された。リビアはその建物に入ることを許されただけではあったが、そこで得た豊富な情報をもとにマサチューセッツのキャントンに火薬製造所を作り上げることができた。 リビアは1776年にボストンに戻り、その4月にマサチューセッツ民兵の歩兵隊少佐に任命され、11月には砲兵隊の中佐に昇進し、ボストン港を守るキャッスル・ウィリアム駐留となり、最後にはその指揮を任された。リビアは1778年のロードアイランド遠征に従軍し、翌年は悲惨な結果になったペノブスコット遠征に参加した。この遠征から帰還すると、上官の命令に従わなかったことで告発され、民兵隊からは解職された。この時は一旦家業に戻り、後に正式に軍法会議に呼び出され、最終的には無罪となった。
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