カウペンスの戦いとは? わかりやすく解説

カウペンスの戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 05:32 UTC 版)

カウペンスの戦い(英:Battle of Cowpens)は、アメリカ独立戦争中の1781年1月17日サウスカロライナのカウペンスで、ダニエル・モーガン准将指揮の大陸軍バナスター・タールトン大佐指揮のイギリス軍の間で戦われた戦闘である。


  1. ^ Babits, A Devil of a Whipping, Page 46, 「カウペンスでのイギリス軍歩兵の戦力は200から271の間であった。」しかし、Page 175-176の記述では, 「カウペンスでのイギリス軍歩兵の戦力は約200名から250名と考えられるが、1780年12月25日に帰還した兵士は175名に過ぎなかった。1月15日にコーンウォリスが保有していた部隊は全体で450名、そのうち約250名が竜騎兵であった。」それゆえに歩兵の数を200名以上とする証拠はない。
  2. ^ All unit strengths from Babits, A Devil of a Whipping.
  3. ^ Babits, A Devil of a Whipping, discusses this phenomenon fully on Pages 155-159
  4. ^ Babits, A Devil of a Whipping, Pages 150-152
  5. ^ Boatner, Cassell's Biographical Dictionary, Page 1174


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カウペンスの戦い

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ダニエル・モーガン」の記事における「カウペンスの戦い」の解説

詳細は「カウペンスの戦い」を参照 モーガン戦場サウスカロライナカウペンス決めた1781年1月17日の朝、モーガン隊はカウペンスでタールトンと対峙した。この時の戦闘員の数は拮抗していて、どちらも約1,000であったモーガン隊にはアンドルー・ピケンズの民兵と、ウィリアム・ワシントン竜騎兵加わっていた。タールトン部隊には正規軍連隊の中から軽歩兵補充受けていた。 タールトンは動き速いことと民兵蔑視する傾向があったので、モーガンはそれを逆手に取って彼のバージニア狙撃兵射撃精度遠距離から攻撃利点にする計画立てた狙撃兵最前線出てその後ろに民兵、さらに丘の上正規兵という陣を敷いた。前の2列は敵の脅威が近づいたときに多少打撃与えた後にできるだけ速く後ろに引く。これが敵の血気に逸った突撃生じさせる、というものだった。 この戦術奏功して敵部隊包囲できた。イギリス軍接近する大陸軍兵は敵に背中を向けてマスケット銃に弾填めした。イギリス軍が十分近付いたときに、振り向いて至近距離から顔を目掛けて発砲した1時間足らずの間にタールトンの1,076名の部隊のうち、110名が戦死し830名が捕虜になった捕虜の中で200名が負傷していた。タールトンは逃げ去ったが、大陸軍その物資や軍需品をすべて捕獲したこの中には士官奴隷もいた。カウペンスにおけるモーガン巧妙な計略は、この独立戦争における戦術傑作であり、近代軍事史全ての中でも最も成功した包囲戦と言われている。 コーンウォリス将軍はタールトンの部隊失ったばかりでなく、軽歩兵隊も失い、この南部方面作戦残りの期間、対応する速度限られることになったモーガン功績称えバージニア植民地政府モーガン王党派放棄していた土地家屋与えた南部での戦いの間、湿気寒さのためにモーガン坐骨神経痛患い、常に痛み感じるようになっていた。2月10日モーガンバージニア農場帰還した7月モーガン短期間ではあるがラファイエット侯爵部隊加わりもう一度タールトンを今回バージニア追った成果得られなかった。

※この「カウペンスの戦い」の解説は、「ダニエル・モーガン」の解説の一部です。
「カウペンスの戦い」を含む「ダニエル・モーガン」の記事については、「ダニエル・モーガン」の概要を参照ください。

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