バッタ一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:17 UTC 版)
ホッパー(Hopper) 本作のディズニー・ヴィランズで、 各地を放浪するゴロツキバッタ達のリーダー。片目の色が違うのは鳥につつかれて失明したからであり、それ以来鳥が大の苦手。本来体色は緑だが、脱皮前なので茶色い体色をしている。持論の「アリは食べ物を集め、その食べ物をバッタが食べる」という自然の摂理を盾に、初夏になるとアント・アイランドを仲間たちと共に訪れ、用意された大量の食べ物を食い散らかしていた。そんな中、自分にたてついたフリックを見て、バッタよりも遥かに数が多いアリが襲い掛かれば一生食料にあり付けなくなる事を危惧する。その為、アリたちに自分がリーダーだと教え、女王の命を奪った上で雨季の豪雨でアリたちを殺そうとたくらむ。冷酷かつ荒々しい性格の持ち主だが、リーダーとしての統率力はなかなかのもので頭も良い。また、母親の遺言を忠実に守り続ける一面もある。一人称は「俺」。 物語終盤でフリックを殺すために追い掛け、追い詰めて首を絞めてフリックを殺そうとしたが、逆にフリックの罠に掛かって鳥に捕まり、その雛の餌となり自分自身が自然の摂理によって弱肉強食の最期を迎えた。 NG集では、同じ箇所で何回も同じミスを犯すアッタやモルトに対して「勘弁してくれよ…」と愚痴をこぼすなど、本編とは違い常識人なツッコミ役で、かなりフレンドリーな印象が強い。 「アニマルキングダム ダンス!ダンス!大冒険!!」にパスポートが登場。 モルト(Molt) ホッパーの双子の弟。ホッパーと同じゴロツキバッタ集団に属している。冷酷かつ荒々しい兄とは対照的に、子供っぽくお調子者でおしゃべりでどこか憎めない。亡くなった母親の遺言があるため、ホッパーに殴られたことがない事から、兄を説得させるのは彼しかいない。その為、他のバッタたちからは「副社長」とおだてられながら、体裁よく面倒役を押し付けられている。ホッパー同様、脱皮前であるが脱皮の皮が少しずつ剥がれている(終盤では完全に剥がれた)。口癖は「ゴメンね」。すべてが終わった後は、その性格と大きな体格ゆえの力持ちさが採用され、サーカスの団員となった。一人称は「ボク」。 NG集においては笑い上戸で何度も同じ箇所で笑ってしまうNGを出してホッパーを呆れさせたり、カメラを引き倒すなど本編と変わらぬお調子者ぶりをみせる。 サンパー(Thumper) ホッパーの手下。普通のバッタと違って、怪物のような奇声や咆哮を上げる凶暴な性格。体格もホッパー達より少し大きいが非常に痩せこけていて、飢えているようにも見える。 最後はアリ達が団結したのにも関わらず、ドットを威嚇するがディムの咆哮を受けたことで敗れた。 NG集では、「演技にイマイチ迫力がない」と自分からNGを申し出る等、ホッパー同様に劇中とは正反対な生真面目さや勤勉ぶりを見せており、終始奇声や咆哮のみ上げていた本編と違って普通に話している(しかも言葉遣いもかなり丁寧で、紳士的かつインテリ風)。
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