ハウリア族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:22 UTC 版)
「ありふれた職業で世界最強」の記事における「ハウリア族」の解説
亜人族の中でも最弱と言われた兎人族の部族の一つ。魔力を持ち、魔物のように魔力を操作できるシアを匿ったためフェアベルゲンから追放され、ライセン大峡谷で窮地に陥っていたところをハジメ達に救われる。ハルツィナ樹海の道の濃霧が晴れるまでの10日間にハジメから過酷な戦闘訓練を受けた結果、兎人族とは思えぬ戦闘能力を得た。 カム・ハウリア 声 - 金光宣明 兎人族の部族・ハウリアの族長で、シアの父親。 温厚な性格だったが、一族のあまりの臆病さにキレたハジメから某映画の軍曹式訓練を受けたことにより、シアを除く一族全員が大胆不敵で敵を殺すことに躊躇わない戦闘狂になる。自分達を強くしてくれたハジメに深く心酔し、「ボス」と呼んで慕っている。 さらに自分を「深淵蠢動の闇狩鬼カームバンティス・エルファライト・ローデリア・ハウリア」と自称するようになる。 魔人族のフェアベルゲン侵攻では、大迷宮に行かせるのを阻止するためにレギンの要請を引き受けて魔人族を殲滅した。その後、侵攻して来た帝国軍から攫われた他の兎人族を助けるために帝都で暗躍し、途中罠に嵌って捕らわれてしまったが、逆に帝国兵に罵詈雑言を浴びせながら尋問を指導して困惑させていた。 救出後、ガハルドを倒すためにハジメの助力を得て一族を率いて帝城に潜入し、見張りの帝国兵を全て無力化した後、パーティー会場を襲撃してガハルドを倒して降伏を勝ち取った。その後、奴隷の亜人達をフェアベルゲンに届けた後、長老達からハウリア族のフェアベルゲンの立ち入りの許可と長老の一人として迎えられることになるがそれを拒否し、代わりにハウリア族だけでフェアベルゲンと同等の権力を持つ同盟種族を提案されてそれを受け入れ、ついでに大樹近辺と南部を縄張りにした。 パル・ハウリア 花も踏めず虫も殺せない優しい性格の10歳の兎人族の少年。だが、ハジメの訓練を受けて好戦的な性格になる。 以後、自分を「必滅のバルドフェルド」と自称するようになり、過去の自分を軟弱な黒歴史と思うようになる。結果、彼を感染源としてハウリア族に厨二病が蔓延る事になる。 射撃武器による遠距離攻撃を得意としており、その腕はハウリア一の狙撃手と言えるほど。クロスボウを得物としている。最終決戦では得物を電磁加速式対物狙撃ライフルとして五千メートルの狙撃を可能としており、ハジメすら驚愕させた。 ネア・ハウリア パルの友達の10歳の兎人族の少女。ハジメの訓練によって「外殺のネアシュタットルム」の二つ名を名乗るようになる。 ラナ・ハウリア 兎人族のお姉さん。二つ名は「疾影のラナインフェリナ」。 ハウリア族の中でも気配遮断の腕が高い。 ミナ・ハウリア 兎人族の女性。二つ名は「空裂のミナステリア」。 ヤオ・ハウリア 兎人族の男性。二つ名は「幻武のヤオゼリアス」。 ヨル・ハウリア 兎人族の男性。二つ名は「這斬のヨルガンダル」。 リキ・ハウリア 兎人族の男性。二つ名は「霧雨のリキッドブレイク」。 イオ・ハウリア 兎人族の男性。二つ名は「雷刃のイオルニクス」。 モナ・ハウリア 声 - 大原さやか シアの母親でカムの妻。故人。優しくて聡明な性格。 臆病で争いことが苦手なハウリア族とは違い、敵から大事な家族を守れるような英雄に憧れていた。自分が化物ではないかと思い悩んでいた子供時代のシアに「人とは違う事が出来て羨ましい」と励ました。 病弱だったためにシアが10歳になる前に亡くなった。死後、墓を訪れたハジメから、シアを生んでくれたこと、出会わせてくれたことに感謝された。
※この「ハウリア族」の解説は、「ありふれた職業で世界最強」の解説の一部です。
「ハウリア族」を含む「ありふれた職業で世界最強」の記事については、「ありふれた職業で世界最強」の概要を参照ください。
- ハウリア族のページへのリンク