ニュー・メディアとは? わかりやすく解説

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ニュー‐メディア【new media】

読み方:にゅーめでぃあ

新聞・雑誌テレビなど在来メディア対しエレクトロニクス技術の発展と、それに支えられる新し通信手段によって開発され情報伝達媒体

[補説] 特に、昭和50年代半ば出現した、キャプテン・ビデオディスク・INS高度情報通信システム)・CATV有線テレビ)などを指していった。


ニューメディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 02:37 UTC 版)

ニューメディア英語: New Media)とは、科学技術の発展に伴って誕生した、従来のテレビ、ラジオ、新聞などの既存のマスメディアとは異なる新たな媒体として、1980年代に普及が期待されていた情報メディアの総称である[1]。対義語はオールドメディア英語版

概要

INSを中心とした高速度ネットワークを中心に、各企業・家庭に設置された新型端末を介して情報を得たり、発信したりということがコンセプトとなっている。1985年に開催されたつくば科学万博は、このニューメディアを実体験できる見本市としての性格が強かった。

多くは時代の徒花となったが、マルチメディア・双方向メディアの思想自体は先見の明があり、後にインターネットIT革命を起こすことになった。

当時の代表的な設備やサービス

その後

当時から双方向性が謳われていたが、端末や通信料が非常に高価であること、端末の性能に起因する制約などからコンテンツの利便性が既存メディアを超えるものにならず、CATV・パソコン通信・ファクシミリなどその特性を生かせるものを除き一般家庭への普及は進まなかった。INSについては、一部の大口顧客の企業内ネットワークとして活用されるに過ぎなかった。

1990年代に入り、高性能パソコンや高速のインターネット、また携帯電話が普及し、高速での情報送受信が出来るようなインフラが整備されると、莫大な投資をして整備されたINSではあったものの一世代前の技術となり見劣りが避けられず、2000年代には光ファイバーケーブルを中心とした情報網への投資に切り替わっている。

現在ではインターネットへ発展しているとも捉えられるが、その実態は、行政主体で莫大なインフラ投資をしてもそのコンテンツが貧弱であれば普及は進まないことを証明した。対照的に、インターネットは民間主体の投資で行われ爆発的に発展したという違いがある。つまりビジネスモデルとして魅力のある提案をしていけるかどうかが成否の鍵を握っているといえる。

電電公社の後継のひとつであるNTTドコモは豊富なコンテンツを備えたiモードにより一時日本のコンテンツ産業を席巻、雪辱を果たしたが、さらに多くのコンテンツにアクセス可能であるスマートフォンの登場により再びの打撃を受けてしまった。

脚注

  1. ^ a b c d e 「情報メディア 新しい主役たち」『読売新聞』1982年5月31日、朝刊、12版、11面。

関連項目


ニューメディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/24 15:31 UTC 版)

ブレーメン美術館」の記事における「ニューメディア」の解説

ニューメディア・セクションには、ジョン・ケージOtto Piene、Peter Campusオラファー・エリアソンナム・ジュン・パイクといった作家作品がある。芸術協会では、Böttcherstrasse芸術賞を設けたり現代美術展覧会開いたりして、現代美術促進行っている。

※この「ニューメディア」の解説は、「ブレーメン美術館」の解説の一部です。
「ニューメディア」を含む「ブレーメン美術館」の記事については、「ブレーメン美術館」の概要を参照ください。

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