ニューメディア事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 04:47 UTC 版)
「鹿嶋市立中央図書館」の記事における「ニューメディア事業」の解説
1990年代から2000年代にかけて、日本国の補助金を活用して「ニューメディア事業」と呼ばれる一連の活動を展開した。これは、鹿嶋市の伝統行事や茨城県立鹿島高等学校サッカー部の活躍などを映像として記録するもので、映像編集などの専門技術を持つ市民を委員に任命して進められた。また別の外部資金を導入して行政関係新聞記事のアーカイブを構築して市庁舎内で共有できるようにしたり、図書館の公式ウェブサイトを開設したりといった事業も行われた。 ニューメディア事業開始前には、茨城県教育委員会の方針で県内の全市町村立図書館にファクシミリが設置されることになり、鹿島町立中央図書館(当時)にも設置された。ファクシミリの設置は図書館間相互貸借とレファレンスサービスの整備・拡充を目的としたものであったが、当時の鹿島町役場には緊急用に1台しかファクシミリを置いていなかったため、図書館のファクシミリが行政の事務連絡にも多く活用された。その後、公立学校や公民館にもファクシミリが設置されたことで事務手続きが簡素化され、茨城県内の図書館間の連絡に活用されるようになった。
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