デザインとコンセプトとは? わかりやすく解説

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デザインとコンセプト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 15:43 UTC 版)

超電磁ロボ コン・バトラーV」の記事における「デザインとコンセプト」の解説

コン・バトラーVデザインひいてはコンセプト大きな影響与えたのが『ゲッターロボ』であったゲッターロボ作中行われる3機合体玩具では再現できないという不満が高まっていたので、玩具メーカーデザインにより、玩具上で可逆的に合体分離可能な合体ロボ登場させたのが本作であった。このコンセプトは、次作『超電磁マシーン ボルテスV』や、後年本作品と同じ時間帯にて放送され特撮テレビドラマシリーズスーパー戦隊シリーズ」にも受け継がれている。 デザイン担当した村上克司によると、本作品は東映渡邊亮徳持ってきた「胴体輪切りにされた、いわば『だるま落としのようなロボット」がきっかけだという。村上輪切りではなく各パーツ異な個性持ったマシンにすると決め、これがコン・バトラーV基本コンセプトとなった当初試案では9機の合体予定されていたが、多すぎるということで6機に減らされ最終的に5機に落ち着いた。 その一方キャラクターメカニックデザインは、長浜によって一度リセットされている。長浜は『ライディーン』の試写近所の子供毎回招いていたが、彼らが帰る時に長浜にあった本作品のデザイン見て酷評したので、デザイン変更決定した安彦良和によると、ロボットデザイン村上担当し、安彦が作画的にアクション出来ない部分修正したと語る。 しかしこうしたアニメ制作側の独自判断でのアレンジにより、これに併せるべく金型の再作製を行うなど大変な労力出費強いられる形となり、スポンサーであるポピーにとっては不満の残るものとなったこのため次作ボルテスV』では、ポピー側がロボットデザイン企画段階初期早々に決定したうえ、「もうロボットはどこもいじらないで下さいコン・バトラーの時は、製造工程上大変迷惑を受けたもう二度と、あの思いはしたくない」と長浜告げるにまで至っている。またデザイン一切触れさせてもらえなかったにかかわらず必殺技設定について1976年末の土壇場変更されるという事態にも見舞われており、結果キー局名の変更合わせて終了予定だった本作品を1977年5月末まで延長し、『ボルテスV』の開始玩具製造供給への時間をどうにか捻出せざるをえない状況となってしまった。 こうした紆余曲折を経ながらも、本放送当時発売され玩具は、東宝映像川北紘一によるCM演出効果上げて大人気博した

※この「デザインとコンセプト」の解説は、「超電磁ロボ コン・バトラーV」の解説の一部です。
「デザインとコンセプト」を含む「超電磁ロボ コン・バトラーV」の記事については、「超電磁ロボ コン・バトラーV」の概要を参照ください。

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