テレビCM出演
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 01:26 UTC 版)
その人気振りから、朝潮(師匠と弟弟子、どちらの朝潮かは不明)からCM横綱と呼ばれるほど、多数のCMに出演した。『サンデー毎日』に掲載された、1977年〜1978年当時の大相撲力士のCM露出を元に作成した「CM場所番付」でも、唯一の「横綱」に選ばれている。 大同薬品工業 栄養ドリンク 「ハイクロンA」 松下電器産業 携帯型テレビ「トランザム」のCM。スーツ姿で帽子を被りタップダンスを踊りながら「トランザム!!」と叫ぶ。同時期の「第28回NHK紅白歌合戦」にて、紅組出場歌手恒例のアトラクションであったラインダンスにも同様の衣装で参加。スーツは退職を前に相撲博物館に寄贈した。ちなみにこのCMは、松下電器の体格の良い社員が小さな携帯テレビを持ってる姿をCM制作者が面白がり、そのまま映像にしたという。 丸八真綿 彼のしゃがれ声で発する「マルハッチ!」「二倍二倍!二枚二枚!」のキャッチフレーズは一躍ブームに。子供たちからタレントまで、彼の声マネは物真似のスタンダードになった。1990年放送のテレビ朝日系「地球戦隊ファイブマン」30話ではこの二倍二倍!のセリフとポーズが敵である初代艦長シュバリエと銀河戦隊ギンガマンによって演じられたのみならず、四倍四倍!というパロディまでもが登場した。 定年を祝う会開宴前の記者会見で、「列席者が予想の倍になった。」とコメントした際、記者に促される形ではあったが、「ああ二倍ね。…二倍二倍になったネ。」と付け加えて場を和ませた。 このCMの中には幼少時代の持田香織が出演しているものがある。 日本船舶振興会(現:日本財団)および日本防火協会 火の用心や敬老などを呼びかけるCM。バスドラムを叩きながら登場。チンパンジーや子供達、山本直純、当時の振興会会長である笹川良一と出演。同CMは夕方のゴールデンタイムに多く放映され、CMソングは各曜日ごとのバージョンが製作された。なお笹川良一は当時のジョージ・アリヨシハワイ州知事の依頼により高見山の後援会長となっており、結婚式の仲人や断髪式での鋏入れも務めるなど関係が深い。 永谷園 「お茶づけ海苔」「お好み焼きの素」「ミルクセーキの素」「わかめスープの素」のCMに出演。2000年代には弟子の高見盛が「お茶づけ海苔」のCMに出演して、師弟2代の快挙となっている。 ダイエー 樋屋製薬 「樋屋奇応丸」 日本特殊陶業 「NGKスパークプラグ」 チトセ 「くるぴたデスク」 中外製薬 「中外胃腸薬」 P&G 「全温度チアー」 富士通 ワープロ「オアシス」※現役引退後 日清食品 「チルドシリーズ ソース焼そば・ラーメン」※現役引退後 生長の家 ※現役引退後 またTVではないが、部屋の大先輩・東富士の経営する消費者金融会社「ファイナンス・フジ」のCMにも出演していた。
※この「テレビCM出演」の解説は、「高見山大五郎」の解説の一部です。
「テレビCM出演」を含む「高見山大五郎」の記事については、「高見山大五郎」の概要を参照ください。
- テレビ・CM出演のページへのリンク