テレビ朝日のテレビ中継
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:14 UTC 版)
「ル・マン24時間レース」の記事における「テレビ朝日のテレビ中継」の解説
毎年原則として、スタート直前の日本時間土曜22時59分(現地時間15時59分)フォーメーションラップがメゾンブランツェに到達する頃放送開始、放送開始直後に出場する全マシンのスターティンググリッドがテロップで紹介され、スタートから2周ほどした後オープニングと提供クレジット、そこから1時間程中継し(ここまでがパート1とされた)日曜午前0時過ぎ頃にニュース等による中断を挟み、その後午前2時過ぎまでパート2を中継し、ニュース等での中断を挟んでパート3を午前5時まで(年によっては4時までの場合もあった)放送。その後日曜午後にパート4を1時間半程放送(2003年は放送されず)。ここまでが生中継。ゴールとなるパート5はディレイ録画で日本時間日曜23時に放送開始し1時間半程中継、合計約9時間にも及ぶ長時間中継であった。 なおサッカー欧州選手権開催年にはスタート/ゴールが現地時間15時と1時間早まるため、日本でのスタート時の放送は録画であった。日本時間土曜23時の放送開始で、録画のためスタート進行はダミーグリッドからフォーメーションラップがスタートする場面から放送が開始された。 それぞれの時間帯がパートで分けられており、それに沿って実況するアナウンサーは交替していた。 競合する同業社が同じ番組を提供するということは当時の広告業界ではタブーとされていたが、非常に長時間に及ぶこの番組を成立させるためには競合する自動車メーカーや、タイヤメーカーの協力が必要不可欠であった。企画者の林正史が各メーカーを説得して廻り、日本ではじめて競合社が提供する番組が誕生した。 実況 東出甫(1987年) 朝岡聡(1987年) 森下桂吉(1987年、1994年) 三浦智和(1988 - 91年) - マツダの日本車初制覇を実況。 松苗慎一郎(1988 - 93年、1995 - 96年) - 関谷の日本人初優勝を実況。 大熊英司(1991 - 92年) - この後は、スタジオ司会を多く担当している。 田原浩史(1993年、1995 - 2003年) 飯村真一(1994年) 国吉伸洋(1997 - 2000年、2003年) - 2002年はスタジオ司会を担当。 中山貴雄(2001 - 02年) 解説 熊谷睦(1987 - 1990年、1992年) - 『オートスポーツ』編集長(当時)、91年はスタジオ解説を担当。 赤井邦彦(1987年)- モータージャーナリスト、ピットレポートも併せて担当した。 津々見友彦(1991 - 95年)- 90年はスタジオ解説を担当。 由良拓也(1995 - 2003年) - 長年に渡って解説を担当、参戦しているマシンを分析する「由良拓也が斬る!」というコーナーを持っていた。1995年はピットレポートを担当。 郷和道(2001年) ピットリポーター ビル大友(1988 - 89年) 大石吾朗(1988年) 粕谷俊二(1993年、1996 - 2001年) 服部尚貴(1996年) 近藤真彦(1997年) 影山正彦(2002年) 飯田章(2003年) 現地リポート 篠田潤子(1992年) 田中真理子(1994年) 徳永有美(2000年) 石井希和(2001年) ゲスト解説 高橋国光(1991 - 93年) 関谷正徳(1998 - 99年) 舘信秀(2001 - 03年) 飯田章(2001年) 現地ゲスト 松尾雄治(1987年) - 実況席にゲストとして登場。 村上龍(1989年) 川島なお美(1990年) - 実況席にゲストとして登場。 酒井法子(1992年) - ピットバルコニーゲストとして登場。 岡本佳織(1994 - 1995年) - ピットリポートを担当した。 MANISH(1996年) - この年のテーマソング(後述)を担当し、ピットバルコニーゲストとして登場。 伊達公子 (1999年) - ピットバルコニーゲストとして登場。 松岡充(SOPHIA)(2001年) - MANISHと同様、この年のテーマソング(後述)を担当。 スタジオゲスト 後藤新弥(日刊スポーツ)(1987 - 1988年) 大石吾朗(1989年) 三原じゅん子(1995年) 奥山道子(1995年) 藤島親方(2000年) スタジオ司会 三好康之(1987 - 88年) 大熊英司(1989 - 90年、1993 - 97年、1999 - 2001年、2003年) 田原浩史(1991 - 92年) 中山貴雄(1998年) 国吉伸洋(2002年) 高橋享子(1990年) 佐藤紀子(1991年) 川瀬眞由美(1992年) 木下智佳子(1993年) 大下容子(1994 - 95年) 高橋真紀子(1996年) 下平さやか(1997 - 99年) 萩野志保子(2000年) 徳永有美(2001年) 石井希和(2002 - 03年) 歴代テーマ曲 1987 - 89年はタイアップ曲ではない(オープニングに曲名、アーティスト名の表示がない)。また1987 - 88年は提供スポンサー紹介時はテレビ朝日スポーツテーマが流れた。また、1997年 - 99年のテーマ曲は、テレビ朝日で中継されていたインディ500中継とのダブルタイアップとなっていた。 1987年 - Jerry Goodman「Rockers」 1988年 - 3「Talkin' Bout」 1989年 - Genesis「Behind The Lines」 1990年 - 高中正義「Can You Feel It」 1991年 - 外道「龍神 〜空に舞う (1991 Version)」 1992年 - DIMENSION「Out Of Wind」 1993年 - FORCE「HUNAUDIERES」 1994年 - FORCE「DISTANT VIEW」 1995年 - DIMENSION「Land Breeze」 1996年 - MANISH「It's so Natural」 1997年 - ケン・イシイ「DRUMMELTER」 1998年 - CORNELIUS「Count 5,6,7,8」 1999年 - LUNA SEA「G.」 2000年 - 東儀秀樹「COOL RUN」 2001年 - SOPHIA「KURU KURU」 2002年 - SOPHIA「ROCK STAR」 2003年 - B'z「IT'S SHOWTIME!!」
※この「テレビ朝日のテレビ中継」の解説は、「ル・マン24時間レース」の解説の一部です。
「テレビ朝日のテレビ中継」を含む「ル・マン24時間レース」の記事については、「ル・マン24時間レース」の概要を参照ください。
- テレビ朝日のテレビ中継のページへのリンク