ターボレンジャーの協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:18 UTC 版)
「高速戦隊ターボレンジャー」の記事における「ターボレンジャーの協力者」の解説
太宰博士(だざいはかせ) 妖精の存在を知る科学者。妖精と交流し暴魔の侵攻を予見、これに対抗するために自らの資産を投じ、シーロンと協力してターボレンジャーのアイテムやマシン各種を開発し、ターボレンジャーを結成した。温厚な性格だが、少しだけきつめな口調になったこともある。医師免許も持つのか、負傷したメンバーを治療することもある。 最初は山口先生に力たちを悪い道に引き込もうとする迷惑な人と思われていたが、いつの間にか相思相愛になっていった。しかし、物語後半までは互いにそれに気付かずじまいで、山口先生を見てニヤニヤしながらパンを食べ楽しそうに浮かれて自転車に乗るという少しひょうきんな一面も見られた。博士の出演場面は、岡本が『中学生日記』の撮影でアフレコに参加できないことから、全て同時録音での撮影となった。 山口 美佐(やまぐち みさ) 都立武蔵野学園高校の女性教師。ターボレンジャーのメンバー5人の所属する3年A組の担任を務めており、教科は数学を担当。力が所属する野球部の顧問や生活指導も務める。 妖精や吸血鬼にされるなど、ターボレンジャーと暴魔との戦いに何かと巻き込まれやすい。ドロロボーマによって子供の姿にされたことがある。巨大スモウボーマ戦では呼出と行司との二役を務めた。 太宰博士のことは当初、5人を振り回す迷惑な人だと思っていたが、いつの間にか相思相愛とも思える関係に。妹にカンフーなどの格闘技が得意な美香がいる。 メンバー5人がターボレンジャーであることなどは全く知らなかったが、何かをしているらしいことには途中で気がつき、最終話では卒業式に出てほしいとの一念からターボビルダーにたどり着く。そして5人がターボレンジャーであることを知り、ネオラゴーンと戦う5人を叱咤激励した。直後にネオラゴーンに敗れ暴魔城に逃げ遅れて取り残されたヤミマルにも呼び掛けた。 すべての戦いが終わった後、メンバー5人や太宰博士とともにシーロンを見送った。 妖精シーロン 妖精の子孫で、妖精族最後の生き残り。普段は太宰博士の研究室にある妖精の城(ドールハウス)に住んでいる。身長は18センチメートル。メンバーの5人のみが彼女を肉眼で見ることができるが、それは5人が子供のころに浴びた妖精の魂の聖なる光の影響である。 太宰博士や山口先生などの普通の人間でも博士の作った装置「妖精グラス」をかけると見える。他者の服装を自在に変化させる能力を持つ。力を使い果たすと背中の羽が取れてなくなり、人間大の大きさになり、やがて命を失う。取れた羽はチョウのように飛行させることができ、他者の背中に貼り付けてその人物を妖精大に縮小させ、その人物が洗脳された状態では意識を失った状態にさせる。また、力を取り戻せば羽を自らの背中に戻すことができる。 すべての戦いが終わった後、ラキアの元へ去って行った。オープニングの左眼のアップは彼女のもの。第6話のオープニングのクレジットでは「妖精シローン」と誤って表記された。 デザインイメージはヨーロッパに伝わる妖精だが、準備稿では和風や中華風のものも描かれた。 聖獣ラキア 2万年前に暴魔百族を封印した聖獣。 環境汚染により、封印する力が弱まり、暴魔の復活を許してしまう。その後、太宰博士とターボレンジャーおよび妖精シーロンに暴魔百族打倒を託し、自ら命と引き換えに星座となりターボレンジャーたちを見守っている。 また、彼の崇高な精神は妖精だけでなく暴魔たちにも少なからず影響を与えており、アラクレボーマやスモウボーマなどラキアに感化されて味方になった暴魔も少数ながら存在している。
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