ソルテッカマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
「宇宙の騎士テッカマンブレード」の記事における「ソルテッカマン」の解説
バルザックがスペースナイツ基地に潜入して得た、テッカマンに関する様々な研究データを基に、地球連合軍のDr.マルローらが中心となって開発した対ラダム用パワードスーツ。2機存在し、1号機にはバルザック、2号機はノアルが搭乗する。身長2.3m、重量181kg、最高(飛行)速度530km/h。 1号機 バルザックが使用する白をベースに緑色のカラーリングを施された機体。脚部とリヤスカートのスラスターによるホバリング走行で高い機動力を有し飛行も可能。 スーツはあらゆる環境にも対応できるよう設計されており、砂漠や寒冷地だけでなく、水中や宇宙空間でも運用が可能。比較的扱いやすいようでろくな訓練も受けていないノアルでも一定の活躍をしている。テッカマンブレードと違いスーツの運用時間に制限はないが、フェルミオンの残量がなくなるとフェルミオン砲が使えなくなり、丸腰も同然の状態になる。またフェルミオン残量がゼロになると、スーツ自体の能力もパワーダウンしてしまうようである。武装 フェルミオン砲 ボルテッカの原理を応用した武器、ラダム獣を一撃で数体を粉砕させるほどの威力を持つ。しかし、テッカマンに対しては効果は薄く、良くて怯ませる程度にしか通用しない。またフェルミオンは水の分子と反応を起こすため、水中で発射すると暴発してしまう。 レーザーガン フェルミオン砲使用時の照準器兼用のレーザーガン。フェルミオン砲先端に合体させて使用する。レーザーガン単体でもラダム獣の頭部を切り裂く程度の威力を持つものの小型の為、あまりエネルギー量もない。 1号機改 オペレーションヘブン後、中破していた1号機をレビンが強化改修した機体。1号機と2号機は外見上色違いの同型機(1号機が緑、2号機が青)だったが、フェルミオン砲を取り外して背部の特殊ユニットに換装される。 また、紛失された頭部も右側だけだったセンサーを強化された拡散フェルミオン砲の為に左右1対装備されたものが新造され、若干顔つきが変わっている。武装 背部フェルミオン砲 破損した砲身を取り外し、新たにレビンが製作した傘状の特殊ユニットを背中に装着。跪くような体勢でフェルミオン砲を拡散して発射するようになったため、ラダム獣の群れなどには効果的である。 ニードルガン ラダム獣の外殻を加工して作られた特殊ニードルを発射できる銃。 2号機 1号機の予備パーツから作られた予備機体。ソルテッカマンの研究所が襲撃された際、ノアルが偶然から発見し半ば強引に乗り込んでそのまま使用している機体。白をベースに青を配色されている。武装 フェルミオン砲 照準器兼用レーザーガン 干渉スペクトル砲 最終決戦時に対テッカマン用兵器として装備された武装。フリーマンの研究により解明されたテックシステムの原理から作り出された。テッカマンに撃ち込めば干渉スペクトルにより変身の強制解除が起こり、著しくパワーダウンを起こす。ただし、完全な変身解除には何発も撃ち込まなければない。最終決戦でバルザックが2号機に乗り込みテッカマンソードと対決。何発もの干渉スペクトル砲を撃ち込んで追い込んだが、相撃ちとなってしまった。 量産型 続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』の時代には更に改良が施され、連合軍の正式武装として採用・量産されている。
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