ソフト・サービス面での特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:17 UTC 版)
「西日本鉄道」の記事における「ソフト・サービス面での特徴」の解説
近年、旅客サービスや駅設備などに関するアンケートを年に1回程度実施している。 各駅の窓口において、全線・全列車の時刻が掲載された有料版時刻表の販売が行われていたが、2017年8月26日のダイヤ改正をもって終了した。また、各駅で駅別の時刻表の配布を行っていたが、2021年3月13日のダイヤ改正を機に廃止された。 現行ダイヤのダイヤグラムの縮刷版が、一般向けに提供されている。長年、天神大牟田線・太宰府線のダイヤが掲載されたものを駅窓口で無料配布していたが、2021年3月13日のダイヤ改正より、甘木線のダイヤも掲載した形で1部200円で販売されている。 駅の案内・サインは貝塚線ではユニバーサルデザインのピクトグラムを導入している一方で、天神大牟田線では導入されておらず、独特のサインが使われている。ほぼ全駅で4か国語(日本語・中国語・韓国語・英語)の表記が行われている。 多くの駅のホームには、ドアの数のみが書かれた乗車位置案内が存在しており、放送などで案内されるドア数に沿って並ぶことになっている。 車内自動放送は比較的早い時期から導入されており、現在は車掌が乗務する天神大牟田線の普通列車(ただし一部の急行に例外あり)以外で導入されている。 6000形・6050形・7000形・7050形・3000形・9000形は自動音声合成案内装置を装備している。2000年頃まで、8000形で運行される特急は車内放送の際に福岡県出身・ゆかりのアーティストの曲をオルゴールで流していた。詳細は「西鉄8000形電車」の項目を参照。 LED表示器は駅の旅客案内設備としては1990年代の早い段階で導入が行われている。車両の行先表示に関しては長らく従来の幕式方向幕が使われ続けていたが、2017年3月20日より営業運転が開始された9000形電車で、初めてフルカラー式LED車両となった。 駅名標では、かつては正式名称に「西鉄」を冠する駅で「西鉄」を省略した駅名(例:西鉄二日市駅は「二日市」)を表記していたが、駅ナンバリングの導入による駅名標の更新の際に、小さい文字で「西鉄」を冠するように変更されている(例:西鉄二日市)。
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