サモン攻撃班
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サモンとは、科学の粋を集めた特別国家防衛のための科学攻撃隊。正式名称はサイエンス・アタック・メンバーズ・オブ・ニッポン(日本科学攻撃隊、サモンはScience Attack Members Of Nipoonの頭文字から)。本部は富士山麓の湖畔に位置する。攻撃班メンバーを除く所属する人の大半は名前の通り左門豊作となっている。下部組織として攻撃班の他に猫柳田が最高顧問を務める科学班が存在する他、『最後の空想科学大戦!』では新たに「ヒーロー課」が新設されている。装備は1〜5号機までの最新鋭戦闘機サモンホーク(それぞれウルトラホークやサンダーバードのパロディとなっている)や小型強力なサモン砲、レーザー戦闘機、ミサイル攻撃機、重爆撃機等を合計3000機搭載した「海上要塞レイジング・ポセイドン」、宇宙戦艦「花形号」(ヤマトのパロディ)など。 アサハカ・ボケツ サモン攻撃班隊長。髭の剃り跡が濃い。男のロマンを追求し非科学的な戦闘機や武器ばかりを考案するが、実用性よりも見てくれを重視する為、(文字通り)浅はかで墓穴を掘ってしまい、その都度周りの班員に迷惑をかけ、猫柳田に注意を受ける。「ガキの頃は空が高くってよ、いつも夜空を見てたもんだ。アポロ計画なんてずっと先の話さ」と言う台詞から察するに恐らく40代後半~50代ほどと思われ、脚のついたテレビを見るなり「テレビじゃねえか」と言い、ウワノやササヤキから「世代か」と言われていた。番外編での「Dr.猫柳田の科学的青春」においては少年時代だった頃の彼が登場しており、アサハカが男のロマンを追求しまくる性格となるきっかけが語られていた。 学生時代に金に目がくらんで恋人・純子を捨て、新興企業の社長令嬢(お世辞にも美人とは言えない)と結婚したが、直後に義父の会社は潰れ、本人曰く「泥沼」な貧乏生活を送っていた。子供は5人もおり、今なお妻の尻に敷かれている。 ウルワシ・キレイ サモン攻撃班隊員。紅一点。料理好きだが、殺人的料理しか作れない。新入隊員となったヒカガク・アソブの教育係をまかされる。 ウワノ・ソラキチ サモン攻撃班隊員。アサハカ隊長と行動を共にするシーンが多い。休日は一緒に釣りに行く仲。 ササヤキ・シンリ サモン攻撃班隊員。眼鏡をかけており、ひ弱で影が薄い。牛乳を飲むとおなかをこわす。ウルワシ隊員に片想いするが、全く報われない。趣味は将棋だが弱く、キレイ隊員と対局して破れたり(4巻)、アマ棋院の昇段試験に毎回落ちていることも判明(5巻)。 ヒカガク・アソブ サモン攻撃班の新入隊員。さわやかな好青年という外見からアサハカ隊長に(入隊試験も無しに)スカウトされた。その正体はウーターマン。年齢は不明だが、少なくとも3000年前から生きており、4巻で年を聞かれた時には「(人間に換算して)24歳」と応えている。4巻にて両親が登場した。
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