サブリミナル効果を描いた作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 20:13 UTC 版)
「サブリミナル効果」の記事における「サブリミナル効果を描いた作品」の解説
サブリミナル効果を作中のエピソードで取り入れた作品は多くある。作中の展開に都合よく利用していたり、必ずしも科学的な描写ではない。 ドラマ『世にも奇妙な物語』「サブリミナル」人口増加に拍車をかける、近未来の日本。政府の陰謀によるサブリミナル効果の映像を見せることで65歳以上の高齢者を意図的に自殺させるよう仕向けていたことが判明し、新聞記者が陰謀を暴こうとするが、返り討ちに遭ってしまう。 ドラマ『ケータイ捜査官7』第45話(明日未来~来るべき時代の大人たちへ)人間との戦いで、並列分散リンクし、サブリミナル効果を用い、人間の脳の機能を停止させるというストーリーがある。 『刑事コロンボ』第21話「意識の下の映像」心理学者である犯人がサブリミナル効果を用いて被害者の行動を制御しようとしたりするなど、物語の中でサブリミナル効果が非常に重要な役割を演じている。 アニメ『キャッツ・アイ』第2期 第12話(通算 第48話)「冬の夜はミステリー」スタントショーのアクシデントで来生愛が怪盗「キャッツ・アイ」の1人だと気づいた借金まみれのスタントマンがサブリミナル効果を仕掛けたプロモーションビデオで愛をマインドコントロールし、盗品を持ち出させて借金返済を企んだ。欲を出しすぎて姉2人を始末するよう仕向けたため、この細工に気づいた長姉・泪と次姉・瞳の逆襲で逮捕される。 特撮『兄弟拳バイクロッサー』第9話「ビデオの中の死神」バイクロッサーこと水野兄弟の知人・竹田あけみが始めたビデオレンタル屋に、見知らぬ男がヒーロー物のビデオソフトを追加、子供たちはそのビデオソフトを借り、自宅で視聴するが、そのビデオソフトを視聴した子供たちの夢に死神が現れ、子供たちは恐怖のあまり泣き出してしまう。実はビデオソフトは秘密結社「デスター」が作り上げたもので、映像の中に死神(正体はデスターロボ・オカルダー)が映されるサブリミナル効果を仕掛けており、子供たちに死神を見せることにより泣かせて、魔神ゴーラに泣き声を捧げてダイヤモンドを吐き出させる作戦だった。 漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』「ヘビー・ウェザー」突如現れた奇妙な虹に触れた者が次々にカタツムリになり、それに触れた者もまたカタツムリになっていくという怪現象が発生。これ自体は、同シリーズに登場する一種の特殊能力「スタンド」によるものだが、スタンドを使った人物の本来の能力は「天候を操る」というもので、当初この現象の説明がつかなかった。後に、これは太陽光を屈折させることで起こした壮大なサブリミナル効果で、「深い思い込みが肉体にも影響を与える」と説明され、前述の映画にコーラやポップコーンの映像を挿入した話等も語られている。
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