サクラコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 17:26 UTC 版)
「みなぎ得一作品の登場人物」の記事における「サクラコード」の解説
西比田・金屋子(ニシヒダ・カナヤコ) 神仏混淆機・製造販売「金屋子神社」代表。全身サイボーグの女性でサイバネティクス技師。フラシスの雇用契約主であり、大召喚によって孤児となった姉妹を引き取った養い親でもある。 「大召喚」の日に忽然と現れて被災した者たちをサイボーグ化した人物だが、「中央・秀真支部」に所属している伊斯許理度賣命の弟子。福太郎の如意機を狙っている。その目的は大太の部位が揃わなかった時にそれを補うことで大太を完成させることであり、フラシスを引き取ったのもそのためだった。 百獣爺(モモンジイ) 百々爺、または山ン主とも。怪異認定:百々爺・鬼の一番。賞金額は1万2500円。 伊豆・箱根山中で動物の進化実験を繰り返してきた老人。野襖、猿の経立を討たれフラシスと福太郎を狙うが、途中、知人であった見越し入道を纏った穢纏と戦闘になる。 果無(ハテナシ) 亜九面(ツギクメン)と呼ばれる一団の一人。百獣爺をけしかけフラシスを襲わせる、仮面の姿の怪しい妖怪。怪異認定:山地々・鬼の三番。 憑異(ヒョウイ) 穢纏(ケガレマトイ)とも。亜九面と呼ばれる一団の一人。蟹坊主や見越し入道の皮を被ってフラシスを襲撃する妖怪。妖怪の皮を被ってその力を得るが、弱点も引き継いでしまう。果無とはつながっているが百獣爺とは同盟関係になく、縄張りの山々で獣を奪ったとして戦闘になる。 天津・国光彦(アマツ・クニテルヒコ) 猿の経立を退けた福太郎の前に現れた色白の青年。福太郎に如意機を渡せと要求するが、コピー如意機と知ると興味を失う。その後、遭難者を装い石長と行動をともにする。一人称は朕。どこへでもつながる襖をあけ、自在に移動することができる 鹿葦津とあった時は一目で木花之佐久夜比賣の存在を察したが、石長と会った時は特に反応をしていない。実は機械式の義体に宿った存在であり、金屋子がフラシスを覚醒させるための道具として復活させた。 A・A・アケソ― 名古屋アスクレペイオンで女医をしている医神の娘。万魔殿学園のパケナイアの妹に当たる。 初雁医師(ハツカリ-いし) 名古屋アスクレペイオンに勤務する医師。優れた医師であると同時に優秀なスナイパーだが、果無の戦闘で負傷する。指に後遺症が残ると敵をつれてきたフラシスを逆恨み、憑異の甘言に乗り亜九面に加わってしまう。 薄暮(ハクボ) 「おとろし」の女性。亜九面と呼ばれる一団の一人。 払暁(フツギョウ) 「わいら」の男性。亜九面と呼ばれる一団の一人。 安曇川の河太郎 比叡山・北嶺寺傘下として滋賀の怪異対策を行う河童。亜九面と呼ばれる一団の一人。過去に因縁のあった恩子淵神を武田にぶつけて死なせた。 武田・甲陽(タケダ・コウヨウ) マグネ流と源流を同じくする「ドリル流・太利拳」の使い手。百足馬ゲン(虫偏に玄)とのダブルマン・タンデム。5年ほど前にダブルマンであることに気づき、琵琶湖・竹生島に籠もっていた。百足の意識が強くなってきたことで鬼号怪異認定される。挑戦者と戦うことで百足のストレスを軽減させていたが、限界も近いと知って旧知の石長との対戦で死ぬことを願っていた。
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