SoundCloud
SoundCloud
(サウンドクラウド から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 05:48 UTC 版)
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URL | soundcloud |
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言語 | ドイツ語・アメリカ英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・オランダ語・ブラジルポルトガル語 |
タイプ | ソーシャル・ネットワーキング・サービス 音楽メディア |
運営者 | SoundCloud Limited |
設立者 | アレックス・リュング エリック・ウォールフォース |
登録 | 投稿する場合は必要 |
開始 | 2007年8月 |
現在の状態 | 現在運営中 |
種類 | 非公開会社 |
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本社所在地 | ![]() ベルリン 10115 Rheinsberger Str. 76 |
設立 | 2007年8月 スウェーデン ストックホルムで創業 |
業種 | 音楽 |
事業内容 | 音楽ストリーミング |
代表者 | ケリー・トレイナー(CEO) |
売上高 | ![]() |
営業利益 | ![]() |
純利益 | ![]() |
従業員数 | 300人 |
関係する人物 | Alexander Ljung(創業者) Eric Wahlforss(創業者) |
SoundCloud(サウンドクラウド)は、ドイツのベルリンに拠点を置くSoundCloud Limitedが運営する音声ファイル共有サービス。
概要
2013年7月の時点で、プロのミュージシャンも含めて約4000万人の登録ユーザー、約2億人のリスナーが利用している[2]。ユーザー登録する事により、音声ファイルの投稿および音声を録音し投稿する事ができる。音声ファイル投稿量の制限は、容量ではなく総時間120分迄。ユーザー登録をしていない場合でも、他のユーザーが投稿した音声・音楽を無料で聴く事ができる。対応している言語はドイツ語、アメリカ英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ブラジルポルトガル語(2017年5月6日現在)。
投稿された音声は、再生ボタンと波形表示バー、下部にコメント覧が表示され、再生に合わせてコメントがポップアップ表示される仕組みのプレイヤーとなっている。このプレイヤーは外部埋め込みが可能。Twitter・Facebook・Google等のサービスとの連携が可能で、Facebook及びGoogleのアカウントを介してユーザー登録も可能。
歴史
2007年に、スウェーデンのストックホルムでアレックス・リュングとエリック・ウォールフォースによって発案され、同年8月にドイツのベルリンで設立。設立の主旨は、ミュージシャン同士が音声ファイルを共有する事を目的としたものであったが、次第にミュージシャンが音声ファイルを配布・公開できる場所にする為のサービスへと方針を変化させていった[3]。
その後、同様に音楽を投稿する事のできるサービスであるMyspaceとの優位性に挑戦すべく、投稿された作品にリスナーがコメントを残せる機能等を導入。
2012年12月に、新しいレイアウトを一般ユーザー向けにリリース。 その他、SoundCloud内をブラウジングしながら、音声の再生を維持する機能、コメントの表示が波形に重ならないように仕様を変更するなどした。2014年5月、古いバージョンのレイアウトを廃止する事を発表。
2016年9月、SpotifyがSoundCloudの買収に向けた交渉を進めていることをフィナンシャル・タイムズが報じた[4]。その後12月に、Spotifyが買収計画を断念したことがTechCrunchによって明らかとなった[5][6]。
2017年3月、クレオス・キャピタル、デイヴィットソン・テクノロジー成長債務基金、アレス・キャピタルなどから7000万ドルの融資を2017年3月10日に受けていたことがOnebox Newsによって明らかになった。[7]
登録ユーザー数の推移
- 2010年5月 - 登録ユーザーが100万人に達したと発表[8]。
- 2011年6月15日 - 登録ユーザーが500万人に達したと発表。
- 2012年1月23日 - 登録ユーザーが1000万人に達したと発表[9]。
- 2013年7月 - 登録ユーザーが4000万人に達したと発表[2]。
脚注
出典
- ^ a b c SoundCloudが大きく上昇している 2019年2月12日配信 Onebox News
- ^ a b Who's listening to SoundCloud? 200 million
- ^ SoundCloud Threatens MySpace as Music Destination for Twitter Era | Business | WIRED
- ^ “Spotify、ライバルのSoundCloud買収に向け交渉か - CNET Japan”. CNET Japan. 2017年1月14日閲覧。
- ^ “Spotify、SoundCloudの買収を断念か - CNET Japan”. CNET Japan. 2017年1月14日閲覧。
- ^ “Soundcloud Vs Spotify: Who Suits a Simple Listener Like You?” (英語). www.dumpmedia.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ 『SoundCloudは生きるために7000万ドルを資金調達』 2017年3月24日 Onebox News
- ^ Now a million on SoundCloud – This startup is scaling globally | TechCrunch
- ^ SoundCloud » Thank You - 10 Million Times
外部リンク
- SoundCloud
- The Official SoundCloud Blog
- Status Blog
- SoundCloud - SoundCloud
- SoundCloud (@SoundCloud) - X(旧Twitter)
- SoundCloud (soundcloud) - Facebook
- SoundCloud (@soundcloud) - Instagram
- SoundCloud - Tumblr
- SoundCloud - YouTubeチャンネル
サウンドクラウド(音の雲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:10 UTC 版)
「冨田勲」の記事における「サウンドクラウド(音の雲)」の解説
サウンドクラウドは、トミタ立体サウンド・ライブ『エレクトロ・オペラ in 武道館』(1979年)の屋外への発展形であるといえる。 1984年9月8日:リンツ・ドナウ川(オーストリア)『マインド・オブ・ザ・ユニバース』(ブルックナー音楽祭)※ NHK特集「冨田勲の世界 ドナウ川・光と星のコンサート」(1984年)で制作の過程と当日演奏の概要が紹介された。 1986年9月13日:ニューヨーク・ハドソン川(アメリカ合衆国)『バック・トゥ・ジ・アース』(自由の女神百年祭) 1988年7月22日:岐阜・長良川(ぎふ中部未来博) 1988年11月5日:シドニー(オーストラリア)『オセアニアの夜明け』(オーストラリア建国200年祭) 1989年7月23日:横浜『スペース・ポート横浜』(横浜港開港130周年記念) 1990年:サウンドクラウド・オペラ『ヘンゼルとグレーテル』(初公演が1990年12月14日-12月16日 で1992年までの毎年公演)(東京渋谷のBunkamuraオーチャードホール)※ 作曲:エンゲル・ベルト・フンパーディンク 台本:アーデルハイト・ウェッテ 企画・音楽監督:冨田勲 訳詞:山川啓介 演出:梶賀千賀子;公演映像はLDとVHSにも収録。 1994年9月10日:京都『泉涌寺音舞台』(京都遷都1200年記念) 1997年9月13日:オーストリア・リンツでのアルス・エレクトロニカ (Ars Electronica) で Mini Sound Cloud 1997年12月6日:名古屋『新マインド・オブ・ザ・ユニバース』(ナゴヤドーム落成記念) 1982年9月27日にもオーストリア・リンツでアルス・エレクトロニカに “The Bermuda Triangle” で参加している。
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