グランド・エスクードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 大車林 > グランド・エスクードの意味・解説 

グランド・エスクード

英語 Grand escudo

エスクードの7人乗りモデル2000年12月デビュー

既存エスクード5ドア車のホイールベースを320mm延長して2800mmとし、全長も485mm延ばして4575としたクロスカントリーワゴン。3列シート備え定員7名を実現。2列目、3列目シートのためのリヤドア新設計、開口部通常タイプより200mm広い。2列目シートには90mmのスライド機構採用。このシート6:4(左:右)分割可倒式で、3列目シート(左右5:5分割)は前倒し可能。

エンジンV6・2.7L・DOHCで、駆動方式4WDミッション4速AT。トランスファー2H、4H、4Lのポジションをもつ。走行中でも2WD4WD切り替えができるドライブセレクト4×4機構採用。1グレードだけの販売

2002年11月内装質感高め使い勝手上のための改良実施したインスツルメントパネルデザイン変更木目調塗装車体色合わせた2種類内装色の設定など。オーバーヘッドコンソールボックス、スライド式アームレスト一体型センターコンソールボックスなどの採用もあった。2003年6月フロント部をリメイクイメージ一新同時に燃費改善、超一低排出ガス認定取得

グランド・エスクード

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

スズキ・グランドエスクード

(グランド・エスクード から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/04 08:13 UTC 版)

スズキ・グランドエスクード
TX92W型
グランドエスクード 後期型
L-エディション
概要
別名 スズキ・XL-7(初代)
スズキ・グランドビターラXL-7
販売期間 2000年12月 - 2005年5月[1]
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 パートタイム4WD
パワートレイン
エンジン H27A型 V6DOHC
2736cc 184ps/6,000rpm 25.5 kg-m/3,000rpm
変速機 5MT / 4AT/5AT
前:マクファーソンストラット
後:5リンクリジッド
前:マクファーソンストラット
後:5リンクリジッド
車両寸法
ホイールベース 2,800mm
全長 4,640mm
全幅 1,780mm
全高 1,740mm
車両重量 1,680kg
その他
生産台数 不明[2]
テンプレートを表示

グランドエスクードGRAND ESCUDO)は、かつてスズキ製造販売していた大型SUV。北米向けのグランドビターラXL-7を日本に導入したモデルである。

初代 TX92W型 (2000年-2005年)

2000年12月発売。グランドビターラ(2代目エスクード)をベースにホイールベースを延長したモデルで、全長はエスクードの5ドアモデルより485mm長く、3列・7人乗りとなっている。エンジンはV型6気筒2,700ccガソリンエンジンを搭載する。

2002年1月9日、ファッションデザイナー山本寛斎が外観、内装をファッショナブルにアレンジした特別仕様車、グランドエスクード「KANSAI」を設定。インテリアでは、山本寛斎デザインの専用シート表皮&ドアトリムクロス、本革巻きステアリングホイール&ATシフトノブおよびトランスファーレバー、それにインパネガーニッシュ、センターコンソール、フロアコンソールガーニッシュに木目調を採用した。2DINサイズのCD/MDステレオを採用。

2002年6月25日、特別限定車「ヘリー・ハンセン リミテッド」を設定。専用のフロントバンパー(フォグランプ付)、フロントグリル、ヘッドランプガーニッシュ、サイドステップ、リヤアンダーガーニッシュ、スペアタイヤハウジング(ロゴ入り)等を採用し、力強いイメージの外観とした。
内装は、撥水加工処理を施した専用ファブリックシート表皮、 専用スピーカーを採用したMD/CDステレオ(DSP機構付)、文字盤面を白色とした専用メーターパネル、黒色本革巻ステアリングホイール、シフトノブおよびトランスファーレバーを採用。 (限定500台)

2002年11月、一部改良。インパネのデザインを変更。

2003年6月、マイナーチェンジ。フロントマスクのデザインを一新。

2004年5月20日、特別仕様車「グランドエスクード L‐エディション」を設定。特長は、本革シート表皮と人工皮革のドアトリム表皮を採用した質感の高い内装、また、黒木目調パネル(インストルメントパネル、シフトコンソール、前パワーウインドースイッチベゼル、トランスファーレバー、シフトノブ) 、本革巻ステアリングホイール、メッキドアハンドル(内側)を採用。

2005年4月[3]、生産終了。同年5月に販売終了となった。後継車はなく、スズキは日本国内における3列シートSUV市場から撤退することとなった。

なお、北米向けのXL-7は2006年にフルモデルチェンジを行い、ハイフンなしの「XL7」として2代目が登場している。

脚注

  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第38号23ページより。
  2. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第38号23ページより。
  3. ^ グランドエスクード(スズキ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年2月1日). 2020年2月1日閲覧。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グランド・エスクード」の関連用語

グランド・エスクードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グランド・エスクードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスズキ・グランドエスクード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS