ギリシャ史の枠組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 22:11 UTC 版)
「ギリシャの歴史」の記事における「ギリシャ史の枠組み」の解説
ギリシャ史は現在でも枠組みが確定しておらず、古代ギリシャを中心として流動的である。以下は『ギリシアを知る事典』を元に区分化したものである。古代ギリシャにおいてはさらに細分化された区分が存在するがここでは扱わない。 時代区分大まか区分細かい区分凡その年代状況先史時代 石器時代 旧石器時代 紀元前30–40万年前–紀元前1万3千年前 中石器時代 紀元前1万3千年前–紀元前8000–7000年頃 新石器時代 紀元前8000–7000年前–紀元前6000–5800年頃 農村への定住の始まり 青銅器時代 初期青銅器時代 紀元前6000年頃–紀元前3200–3000年頃 中青銅器時代 紀元前2000年頃–紀元前1650年頃 ミノア文明 後期青銅器時代 紀元前1650年頃–紀元前1200年頃 ミケーネ文明 暗黒時代(初期鉄器時代) 紀元前1200–1000年頃–紀元前800年頃 幾何学文様期と呼ばれる時代を含む 古代 前古典時代 紀元前800年頃–紀元前500年末頃 ポリスの成立 古典時代 紀元前500年末頃–紀元前350年頃 ペルシア戦争、ペロポネソス戦争 ヘレニズム時代 紀元前350年頃–紀元前30年 アレクサンダー大王による王国からローマ帝国による占領まで ローマ時代 紀元前30年–330年 ローマ帝国統治下 中世 ビザンツ時代 330年–1453年 ビザンツ(ギリシャ)帝国 近世 オスマン時代 1453年–1830年 オスマン帝国統治下 近代 第一共和政 1830年–1832年 ギリシャ独立戦争後、王国成立まで ギリシャ王国 1832年–1924年 列強三国(イギリス・フランス・ロシア)らの決定による 第二共和政 1924年–1935年 希土戦争以降 ギリシャ王国(八月四日体制) 1935年–1941年 イオアニス・メタクサスによる独裁制 枢軸国占領時代(ギリシャ国) 1941年–1944年 ドイツ・イタリア・ブルガリアによる三分割占領 現代 ギリシャ王国(第二次世界大戦後) 1944年–1974年 1967年–1974年の軍事独裁政権を含む ギリシャ共和国(現在) 1974年– 軍事独裁政権終了後から現在に至る 次項では主に上記の表に従い、記述する。
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