ギガス九兵神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 10:24 UTC 版)
「聖闘士星矢EPISODE.G」の記事における「ギガス九兵神」の解説
ティターン神族によって蘇った巨人族(ギガス)の神々。クロノスを王として仕え、メガスドレパノンの奪還を目指し聖域を襲撃する。『聖闘士星矢 ギガントマキア』のギガス同様、ギリシア神話のギガスを由来としているが、設定は異なる。ただし両作品とも色や鉱物を由来にしている。 紅(ポインクス)の熔岩(リュアクス) 群青の炎と共に聖域に侵攻した。神である自分達を畏怖される存在とし人間を小さく弱い存在と侮っていたが、人間であるアイオリアに敗れる。 群青(キュアノス)の炎(プロクス) 技:溶融造岩(ようゆうぞうがん)、焔爪鞭(えんそうべん) 地下のマグマを呼び起こし、高熱の炎の海を作り出す能力を持つ。共に聖域を侵攻した紅の熔岩がアイオリアに敗れたことから、神を殺す人間を邪悪と見なすが、自ら邪悪と名乗るデスマスクの積尺気冥界波で冥府へ送られる。 白(レウコテース)の風(アネモス)、黒(メラース)の雷(ブロンテー) コイオスを退けた瀕死のアイオリアに攻撃を仕掛けようとするが、涅槃堂から出てきたシャカの天魔降伏に敗れる。 灰色(パイオス)の刃(スパテー) 技:八陣爪(はちじんそう) 刃の力を持つ。シュラの聖剣に敗れるも、自らを囮としてシュラにクレイオスの一撃を浴びせることに成功する。 紅玉(アントラクマ)の鉄(ジギーロス) 技:光槌破砕(こうついはさい)、光腕破砕(こうわんはさい) 震動で全てを砕く槌を持つ。アフロディーテと交戦するが、傷をつけたことにより彼の逆鱗に触れ紅血薔薇によって心臓を射抜かれ敗れる。 クロノスの守護惑星 神話よりクロノスに仕える三連星の守護惑星でありギガス九兵神の選ばれし三巨兵。翡翠ノ鎧(ネフリティスのホプリスマ) 技:共鳴振動波(きょうめいしんどうは)、神力斧(デュナミス ペレキュス) 鎧を模した鉄壁の装甲を持つ巨兵。主であるクロノスを守護するため出現する。崩壊を始めた大地にて短期決戦を目指すアルデバラン&シュラと交戦する。シュラが小宇宙を高める時を稼ぐために立ちはだかるアルデバランに強力な攻撃を喰らわしていたが、彼の威風激穿を浴びた体にシュラの小宇宙を高めた聖剣を受け粉々になる。 琥珀ノ獣(エーレクトロンのテール) 技:神力牙(デュナミス オデュース) 獣の姿を模した巨兵。主であるクロノスを守護するため出現する。崩壊を始めた大地にてシャカと対決する。疲弊したアイオリアにほとんどの小宇宙を分け与えたシャカに炎球や神力牙を放ち優勢に立つも、開眼したシャカに神力牙を押し返され天魔降伏で止めを刺された。邪悪であるがシャカの力を認め、全力を出したのでシャカもその姿勢に敬意を表し全力を以て倒すという形で答えた。 真珠ノ竜(マルガリーテースのドラコーン) 技:息吹(ブレス)、尻尾撃(テイルアタック)、神力息吹(デュナミス プネウマ) 竜の姿を模した巨兵。主であるクロノスを守護するため出現する。崩壊を始めた大地にて短期決戦を目指すミロ&カミュと交戦する。高位の魔法使い(ソーサラー)でもあり自身の体に敵の物理攻撃を完全に無効化出来る「呪文」(スペル)を結界として巡らせている。ミロが小宇宙を高めている間、その盾となるカミュに圧縮した水の塊や尻尾撃、神力息吹を放つが食い止められ、小宇宙を高めたミロに真紅光針、赤色巨星を打ち込まれ結界を破られ、呪文を掛け直そうとしている所をカミュの極光処刑を受け敗北した。
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