ガンリュウとその仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 01:31 UTC 版)
佐々木小次郎(ガンリュウ) 本作の主人公。年齢不詳だが10代前半であり、本人曰く毛は無い。刃渡り五尺(1m50㎝)の大太刀「巌流刀」を背負う天才剣士。並の相手ならば鞘だけで倒せるほどの実力を持つ。幼い頃に師・佐々木勢源に拾われ、外道丸や杏寿でもなしえなかった免許皆伝を達成した。その名声ばかりが轟いているため、幼い姿を見て本人だと信じてもらえないこともしばしばある。 炎を模した紅白の丈の短い着物を着用しており、巌流島の決戦後、胸に×字の傷が刻まれている。 基本的に短絡的な性格かつ非常にスケベであり、女を見るや鼻の下を伸ばし、杏寿に対してもことあるごとにセクハラを働く。巨乳好きであり、同年代以下には全く興味を示さない。杏寿に対しても最初は好色な一面を見せていたものの、次第に心を開いていく。 必殺技「空牙」は、鉄砲に対して勢源が編み出した必殺技であり、高速の抜き打ちにより真空の刃を発生させ、遠方の相手を切り裂くというもの。威力は甚大で、鉄の鎧だろうが岩壁だろうがいとも簡単に切り裂いてしまうほどの破壊力と林を薙ぎ払うほどの射程・攻撃範囲を有し、終盤では大型のからくり人形ですら真っ二つにしていた。また、刃を返し峰で振るうことで、風の渦「風牙」となる。 佐々木杏寿 勢源の孫娘。25歳。すらりとした長身の美人であり、ガンリュウからも見初められる巨乳の持ち主。空牙を最後まで入手できなかったことで巌流を継承できず、破門された後に、弟弟子であるガンリュウと出会う。ガンリュウ同様の露出度の高い着物一丁という服装をしており、裸を見られても取り乱したりはしない(さすがにガンリュウに胸を揉まれた際には殴打しているが)。 空牙こそないものの単純な剣の腕であればガンリュウをも上回るポテンシャルを持ち、未熟なガンリュウを導いていくこととなる。 乱花 長い金髪を頭上で二つ結びにしたくノ一の美少女。15歳。大阪弁で話す。抜け忍だった母を殺した暗殺者への敵討ちの協力者を捜していた所でガンリュウに出会い、以降も腐れ縁ということで仲間に加わっている。 必殺技は無数の手裏剣で渦を作り出し、敵を取り囲む「破裏剣乱舞」。 轟拳八 空手家。幸村御前武術大会でガンリュウと知り合った。土佐藩出身。 弱い自分との決別のために旅を続け、武術大会に出場するも、佐助に惨敗。更にその後も餓狼隊との戦いで無力さを思い知り、ガンリュウと別れ更なる旅路へと赴いた。 再会後は激しい修行により鋼の肉体を手に入れ、巨大なからくり人形の攻撃すら受け止めるほどの怪力を武器にガンリュウに力を貸した。 必殺技は「怒轟拳」。 雷丸 旅芸人の少年。東北風の訛りがある。全身から生体電流を雷に変えて放つ力を持ち、鉄琵琶の旋律でそれを調整している。肝心の歌唱力はガンリュウ以外誰も褒めない程ひどい。その特異な力のために幼い頃は迫害を受けており、似た境遇の者に対しては優しい。 卑魅狐に操られていた所をガンリュウに救われ、江戸に出るためにガンリュウの旅に同行する。
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