外套
オーバーコート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「オーバーコート」の解説
ヨーロッパ戦線のアメリカ軍に最初の冬が訪れた時、彼らの基本的な防寒着はM1939オーバーコートだった。このコートは茶色っぽいOD色のウール製のコートで、前合わせが4個のボタン2列のダブルブレストであり、喉元まで閉じることができるが、通常は一番上のボタンは外して開襟して着用した。ボタンは白頭鷲のアメリカ国章がデザインされた金色の真鍮製だった。将校は樹脂または象牙の茶色い無地のボタンだった。左右の腰には開口部が縦の切り込みポケットがある。腰の後ろにはハーフベルトがついており、ボタンでウエスト回りを調整できた。 1942年には資源節約のためボタンを真鍮からプラスチックに変更したM1942オーバーコートが登場する。 オーバーコートは暖かかったものの雨に濡れたり、裾が泥で汚れるとひどく重くなるなど欠点が多かった。そのため野戦に不向きであり、下記のマッキノウ・コートが1942年から支給されるようになった。 M1939オーバーコート(中央)(ルクセンブルク・クレルヴォーのバルジの戦い博物館の展示物) M1939オーバーコートを着て雪中行軍する米兵(中央)(1945年1月14日、ルクセンブルク・ウィルツ(ルクセンブルク語版)) オーバーコート(左)とM1943フィールドジャケット(右)(1944年12月19日ベルギー・バストーニュ。第28歩兵師団(英語版)第110歩兵連隊(英語版)の米兵たち)
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オーバーコート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:44 UTC 版)
「軍服 (ドイツ国防軍海軍)」の記事における「オーバーコート」の解説
ドイツ海軍のオーバーコートには、ウール製、革製、レインコートが存在した。オーバーコートには袖章が付いていなかったため、代わりに肩章を付けた。またオーバーコートを着用した場合には正剣ベルトの使用も認められる。ウール製のオーバーコートは将官の場合、下襟がコーンフラワーブルーで裏打ちされていて、折り返して着用することが認められている。 海軍のオーバーコート 海軍のオーバーコートを着たエーリヒ・レーダー(右) 陸戦部隊の兵卒のオーバーコート。襟を立てて着用
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「オーバーコート」の例文・使い方・用例・文例
- 厚いオーバーコート
- 荒仕事用のオーバーコート
- みすぼらしく古いオーバーコート
- 頭までかぶることができるフードのある長いオーバーコート
- ベルベット襟のあるぴったりのオーバーコート
- ぴったりのオーバーコート
- 船員などにオーバーコートやコートを作るのに用いられる厚めの紺色の服地
- フロックコートのスタイルの男性のオーバーコート
- 重い布地でできたゆったりした長いオーバーコート
- オーバーコートという衣服
- 毛皮のオーバーコート
- オーバーコートより軽い合コート
- ボックスコートというオーバーコート
- トレンチコートという防水のオーバーコート
オーバー-コートと同じ種類の言葉
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