M1943フィールドジャケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「M1943フィールドジャケット」の解説
1944年末頃からM1943フィールド・ジャケットの支給が開始された。これは被服の統一化を求める陸軍需品科の要請で、それまで歩兵、戦車兵、降下兵、山岳部隊でバラバラだった戦闘服を統一し、かつ欠点が多かったM1941を更新するために作られたものである。 色は緑がかったOD色(ODシェード7)のコットンサテン製であり、M1941より丈が長く、前打ち合わせは6個の隠しボタンで留めた。胸に2つの貼り付けポケット、腰に2つの切り込みポケットがあり、どちらも隠しボタンでV字型の蓋を閉じることができた。 イタリア戦線の部隊から支給が開始されたが、直後に採用されたアイク・ジャケットとのパワーバランスや、補給の問題もあって終戦までにヨーロッパ戦線のすべての部隊にいきわたったわけではなかった。 M1943フィールドジャケット M1943フィールドジャケット M1943フィールドジャケット(オランダ・オーフェルローン戦争博物館(オランダ語版)の展示物)
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