M1951野戦帽
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「パトロールキャップ」の記事における「M1951野戦帽」の解説
いわゆるM1951野戦帽(M1951 Field Cap)の制式名称はM1951ポプリン・コットン製防風野戦帽(Cap, Field, Cotton, Wind Resistant, Poplin, M-1951)であり、朝鮮半島の厳しい環境を踏まえて設計されたM1951制服(M1951 Uniform)の一式に含まれていた。基本的なデザインはM1943野戦帽に倣ったものである。 M1951野戦帽はオリーブドラブ色のコットン製ポプリンから縫製され、また耳と後頭部を覆う折畳式の防寒用帽垂布はウールのフランネル製だった。帽自体が柔らかいため、そのままM1ヘルメットを被ることもできた。軽便かつ機能的な略帽として前線のほか営内でも好まれ、1950年代を通じて広く使用された。 パトロールキャップ(patrol cap)という通称は、朝鮮戦争中に米陸軍レンジャー隊員がパトロールなど様々な特殊任務の際に使用したことに由来する。
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