オペレーション・ハヴィエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 16:10 UTC 版)
「ジャック・クラウザー」の記事における「オペレーション・ハヴィエ」の解説
アメリカ特殊作戦軍に所属したナイフと白兵戦の達人であり、数々の戦場で武勲を立ててきた優秀な兵士。2002年、南米のアムパロという地域に犯罪帝国を築き上げたハヴィエ・ヒダルゴと元アンブレラ研究員が接触したとの情報を受けた合衆国により、大統領直属のエージェント、レオン・S・ケネディのパートナーとして派遣される。 任務の途中で出会った少女マヌエラを案内人としてハヴィエの元へ向かう中、彼女がt-Veronicaウィルスに感染していることを知って見捨てることも考えたが、レオンが見せた大統領特命に抗えず、心中で毒づきながらも表面上は固い握手をした。その後、襲い来る数々のクリーチャーを退けていくなか、自分を駒としか思っていない合衆国政府への不信感、レオンの大統領直属エージェントという地位や高い志、そして彼のサバイバル能力への嫉妬心と劣等感に加え、ヒルダとの戦闘時に左腕を負傷したことで満足に戦えない自分の弱さと、自我を残しながら超常的なt-Veronicaウィルスの力を使いこなすマヌエラやハヴィエを見て、何者をも超える力を得ることを渇望していく。 シークレットシナリオでは内容こそ同じだがクラウザーの内心が明かされ、レオンの敵となった理由が描かれる。ウィルスの力をもって世界のバランスを変えること、あまつさえ世界の王になることさえ望み、自分と違い力を求めず、ウィルスの根絶を望むレオンを「臆病者」と軽蔑していたクラウザーは、怪物と化したハヴィエを打ち倒しての帰路の途中、人ならざる力を得てなお生き残り後悔するマヌエラに人として生き続けることを諭すレオンへ、「お前は残酷だ。その娘に新しい生命体としての誇りを与えるべきだ」と心中で強く訴える。そして、自分とレオンの思想の違いについて「所詮、俺とお前はコインの裏と表なのかもしれない」という考えを持つに至り、相棒として共に歩む未来があったかもしれない道を訣別し、これが岐路となる。 先述の左腕の負傷は完治せず、「ハヴィエ」終了後には軍を除隊して行方をくらます。力を取り戻すべく、レオンより聞かされていたバイオハザード関連情報の中にその名があったアルバート・ウェスカーと接触を図り、彼の組織に加わる事になる。
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