エドワード・マクラーレン所有の現役競走馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 01:50 UTC 版)
「ウイニング・チケット (漫画)」の記事における「エドワード・マクラーレン所有の現役競走馬」の解説
ディーバック 主な勝ち鞍:皐月賞、日本ダービー 牡4歳。黒目がないつり上がった目をしていて、レースでは青色のメンコを着けるのが特徴。 当初はホッカイドウ競馬の所属であり、駿とエドワードの後先勝負が行われた日の第4レースに出走していた。結果は2着だったが、芝での将来性を見込んだエドワードに買われて川崎競馬に移籍、中央のクラシック戦線を目指す事となる。 地方時代は追い込みタイプだったが、弥生賞では逃げて従来のレコードを更新するタイムで2着に粘るなど、脚質を問わず力を出せる。 右前脚がわずかに外向しているため、左回りではスピードの出る第4コーナーで遠心力に負けて外側に膨らむ癖がある。青葉賞ではそれによってできた隙を木戸に突かれてミカヅキオーにインから並ばれ、直線での長い叩き合いの末僅差で敗れた。 青葉賞での激戦が響き、ダービーでは大きく体重を落としたうえ調子も最悪に近い状態でのレースを強いられた。鞍上の石関も一旦諦めかける程に動きに精彩を欠いていたが、青葉賞でミカヅキオーらが見せた執念に触発された石関の入魂の騎乗によって馬場状態の悪い最内から追い上げて優勝、二冠を達成した。 後肢も微妙に曲飛しており、長距離の適性に関してはミカヅキオーに及ばない。白木がディーバックの事を最強のマイラーと言った事もある。 馬名は作者の小松が自身のブログ内で募集し、送られてきた中から採用されたもの。由来はアメリカ海軍の第102戦闘攻撃飛行隊(ダイアモンドバックス)のコールサイン『D-back』から。 ニュートンジョン 主な勝ち鞍:日本ダービー、菊花賞、青葉賞、京浜盃 牝3歳・栗毛。エドワードが駿に勝ちたい一心でオーストラリアから見出して日本に連れて来た馬。左胸にオーストラリア生まれである事を示す焼印がある。 南半球生まれの日本馬と比べて生まれが半年遅いというハンデに加え、足運びもダートには全く向かないタイプにもかかわらず、大井競馬の重賞・京浜盃を優勝した。傍目には辛くも勝ったかのようなレースながら、その圧倒的な能力を目の当たりにした駿は恐怖を覚え、「JRAの芝レースを走るとすれば、おそらく日本中探してもあの馬に勝てる馬はいない」と、ほとんど戦意を失うまでに打ちひしがれた。 初の芝レースとなる青葉賞でも、2着との差は僅かながら、終始意図的に全力を出さないよう走った上で優勝した。 ダービー直前にコズミを発症して出走が危ぶまれたが、ギルバートの曳き運動が功を奏して回復し、問題なく出走した。本番ではスピード能力の違いから先頭に立って逃げる展開となり、キンタの猛追を半馬身差で凌いで逃げ切った。 他を圧倒するスピードと瞬発力の持ち主だが精神的には未熟なところがあり、闘争心が余ってかかりやすい一面がある。IIのジャパンカップ編ではその点を利用した二階堂の作戦によりスタミナをロスし、キンタに敗れた。 キンタを宿命のライバルと見なしており、パドック、ゲート入りの際にはキンタとにらみ合うのがお約束となっている。 通り名は「川崎の英雄」
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