experiment
「experiment」とは、実験のことを意味する英語表現である。
「experiment」とは・「experiment」の意味
「experiment」とは、「実験」のことを意味する単語である。「実験」の中でも特に「科学的な実験」として使われる。主に名詞、動詞として使われる。名詞としては、「実験」という意味から転じて、文脈によって「実験」に関する多くの単語に訳すことができる。例えば、実験を行うための「実験法」の他、実験に着手するための「新企画、新手法、新機軸」や、実験によって得られた「実験結果」を表すこともある。動詞としては自動詞で用いられる。もちろん「科学の実験を行う」という意味もあるほか、「新しいことを試してみる」という意味も生まれる。形容詞としては「experimental」が存在する。上記の意味から派生した意味を持ち、例えば「実験」や「実験結果」から派生して、「実験の」、「実験用の」、「実験的な」、「試しの」、「試験的な」、「実験から得られた」、「実験に基づく」ことを意味する他、「経験に基づく」、「経験から得た」、「経験的な」という意味も表す。
派生した名詞としてさらに「experimentation」も存在する。「experimention」も同じく「実験」を意味する英単語だが、「アイデアの有効性を調べるための実験」としての意味合いが強い。また、「~する人」を表す「er」を後ろにつけて、「experimenter」という単語も存在する。この英単語の意味は非常に覚えやすく、「実験をする人」、つまり「実験者」を意味する。
同じ語源を持つ単語としては「experience」が存在する。こちらは名詞として「体験」「知識」「技能」「認識」「理解」を意味する他、動詞として「~を経験する」、「~を学ぶ」、「~を感じる」を意味する。
「experiment」の発音・読み方
「experiment」の発音記号は動詞の場合は「ikspérəmènt」、名詞の場合は「ikspérəmənt」であり、カタカナで書くと「イクスペリメント」、「エクスペリメント」に近しい発音となる。分節はex/per/i/mentとなることに着目し、アクセントに注意して発音する必要がある。「experiment」の活用変化一覧
「experiment」は、動詞は三人称単数形では「experiments」、現在分詞形では「experimenting」、過去分詞形では「experimented」となる。名詞では、複数形は「experiments」となる。「experiment」の語源・由来
「experiment」の語源は、ラテン語で「経験してみる」を意味する「experior」と、「~すること」を意味する「mentum」が組み合わさってできる単語である。これに「試す」を意味する印欧語根である「per」が組み合わさり、「試しにやってみること」を語源として「experiment」となる。「experience」は先述したが、これと同じ語源を持つ。「experiment」の覚え方
語源を理解し、意味を掴めると覚えやすい。「experiment」は「試しにやってみること」であるのだから、自分の考えがあっているか「試しにやってみる」から「実験」という意味が生まれるのである。「experiment」と「experimentation」の違い
「experiment」は、「実験」の中でも特に「科学的な実験」として使われる。これに対して、「experimentation」は、「アイデアの有効性を調べるための実験」として使われる側面がある。高校や大学で行われる化学的実験の多くは「experiment」と表記して構わない。「experiment」を含む英熟語・英語表現
「experiment with」とは
「experiment with」は、「~の実験をする」「~を試みる」のことを意味する英熟語である。
通常、後者の意味でつかわれることが多く、例えば、The company experimented with having all employees leave work on time, but failed.(その会社は全社員が定時退社できるように試みたが、失敗した)という形で用いられる。
「experiment」の使い方・例文
They conduct experiments to test new theories.「彼らは、新しい理論を試すための実験を行っている。」
Scientists conducted many experiments to test their own hypotheses.
「科学者は自身の仮説を試すために多くの実験を行った。」
Researchers at that university spent a lot of money on the experiment, which unfortunately failed.
「その大学の研究者は多くの予算を費やした実験を行ったが、残念ながら失敗した。」
The drug company will experiment with new drugs to treat cancer.
「その薬品会社は、癌の治療を目的とし、新薬の実験をする。」
It is always necessary to consider that even theories based on experiments can be wrong.
「実験に基づく理論でも、間違っている可能性はあると常に考える必要がある。」
エクスペリメント (2010年の映画)
(エクスペリメント から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 02:03 UTC 版)
エクスペリメント | |
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The Experiment | |
監督 | ポール・T・シュアリング |
脚本 | ポール・T・シュアリング マリオ・ジョルダーノ(オリジナル) ドン・ボーリンガー(オリジナル) クリストフ・ダルンスタット(オリジナル) |
原作 | マリオ・ジョルダーノ |
製作 | マーティ・アデルスタイン ドーン・パローズ スコット・ニーミス ビル・ジョンソン マギー・モンティース ジャネット・ビュアリング ポール・T・シュアリング |
製作総指揮 | ジム・セイベル トレイシー・スタンリー ジョン・マイケルズ マッティ・ベッカーマン アル=サーディ・カダフィ |
出演者 | エイドリアン・ブロディ フォレスト・ウィテカー |
音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 | アメリア・ヴィンセント |
編集 | ピーター・S・エリオット |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 97分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $21,800,000[1] |
『エクスペリメント』(原題:The Experiment)は、2010年のアメリカ映画。
1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われた「スタンフォード監獄実験」を元に製作された[2]、2001年のドイツ映画『es [エス]』のリメイク作品。
ストーリー
職を失ったトラヴィスは、日当1000ドルという高報酬に惹かれ、大学で行われる実験に参加することにする。その実験とは、大学の地下に作られた擬似刑務所で24人の男を「看守」と「囚人」に分け、それぞれ与えられた役に従って2週間生活するというものだった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
トラヴィス | エイドリアン・ブロディ | 宮本充 |
バリス | フォレスト・ウィテカー | 楠見尚己 |
チェイス | キャム・ギガンデット | 中田隼人 |
ニックス | クリフトン・コリンズ・Jr | 呉圭崇 |
ベンジー | イーサン・コーン | 松島淳 |
ベイ | マギー・グレイス | 石田嘉代 |
ボッシュ | デヴィッド・バナー | 小手川拓也 |
関連作品
同じくスタンフォード監獄実験をモチーフにした映画。
脚注
- ^ “The Experiment (2010) - Box office / business” (英語). IMDb. 2011年12月24日閲覧。
- ^ 厳密にはスタンフォード監獄実験を元にしたマリオ・ジョルダーノの小説『Black Box』を原作としている。
外部リンク
- エクスペリメント - allcinema
- エクスペリメント - KINENOTE
- The Experiment - オールムービー(英語)
- The Experiment - IMDb(英語)
エクスペリメントと同じ種類の言葉
- エクスペリメントのページへのリンク