ウイルスの目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/05 09:00 UTC 版)
感染したウイルスは、コンピュータに対し約35秒おきに以下の行動を実施させる。 半角二次元板の特定のキーワードを持つスレッドに荒らしまがいの書き込みを行う %WINDIR%:ANTILO.exeへ自分自身をコピーしようとする タスクマネージャを使用できないようにする VIPろだに自分自身のコピーをアップロードする
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ウイルスの目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:57 UTC 版)
「コンピュータウイルス」の記事における「ウイルスの目的」の解説
くだらないメッセージを表示して世間を騒がせて目立つという、愉快犯的な目的で作られたと思われるものは多い。ハードディスクをフォーマットしたり、BIOSを書き換えたりされてコンピュータが起動しなくなることもあるが、データのバックアップを取っていれば修復は可能である。しかし、中にはコンピュータに侵入してパスワードやデータを盗み出したり、バックドアを作成してコンピュータの制御を奪ったりしてしまうような悪質な目的のものも存在する。派手に騒ぎ立てるようなウイルスは発見が早いが、こっそりと活動して微妙な改変を加えるようなものは発見が難しく対処が遅れることもある。感染拡大を引き起こるような性能があるか否かは別として、ウイルスの作製自体は高度な技術がなくても可能である。スクリプトで作製したウイルスは改変が容易で、また、オープンソースのもの(SourceForge.net内でも平然と開発されている。しかし、それを禁止するような規約などが存在しないのが現状である)や多くのプラットフォームで動作可能のため、多くの亜種が登場する。特定のメーカーのソフトウェアを標的にして、そのソフトウェアの信用を失墜させようとしていると思われるウイルスもある。 また、別の目的のための手段としての利用がみられる。一種のP2P用ネットワーク(ボットネット)を形成することで、感染したコンピュータの情報を盗んだり、DoS攻撃やスパムの発信プラットフォームとするものを作製・流布させたりするグループもいくつか確認されている。金銭目的の犯罪の道具として使われる点で、同じ目的のスパイウェアやマルウェアとの垣根も低くなってきている。 例では有益なツールとされるもの(主にP2Pネットワークを媒介とし、感染者のパソコンをサーバ化してハードディスクドライブ内のデータやスクリーンショットしてアップロードするウイルスの感染者を探し出すためのツール)にウイルスが含まれていたことがある。ウイルスの亜種がインターネット掲示板にホスト名を公開しながら犯罪予告をするなどの動作を行うため、一部で話題になった(山田オルタナティブ)。
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