イ・オム軍
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「シャイニング・フォース外伝II 邪神の覚醒」の記事における「イ・オム軍」の解説
ワードラー イ・オム王国国王。神に匹敵する力を得るためにイ・オム神を崇め、各地に尖兵を送り込んでは王族を攫い、イ・オム神の生贄にするという凶行を繰り返している。冷酷無比な男。狡猾さと慎重さも持ち合わせており、サイプレスの遠征に当たっては、隠し砦や溶岩洞窟など、あらゆる罠を張り巡らせて待ち受ける一方、ガーディアナに対しては、腹心の武将バーバラを送り込んで出撃を妨害している。また、ニックの主力部隊が遠征した隙を突いて、ゴードンに破邪の剣を略奪させたのも彼である。 しかし、それらの策略も空しく、シュウたち留守番部隊の活躍によって追い詰められていく。裏切り者のヒンデルと自らの肉体を生贄に邪神に化身するも、破邪の剣の前にあえなく敗れ去る。その後、他ならぬ邪神によって魔界へと連れ去られ死亡する。 高い攻撃力もさることながら、スパークLv3が非常に厄介。囮でおびき出し総攻撃で早期決着を図るか、回復役のフォローを付けた囮でスパークLV3を弾切れさせてから一気に攻撃するかしかないが、いずれにしても耐久力に優れた囮役が必須となる。 ヒンデル ワードラーの腹心の一人。全身を黒い甲冑でおおった戦士だが、兜をはずした顔グラフィックも存在する。主人公シュウの兄。元々は孤児であったが、ワードラーに拾われ養育された過去を持つ。そのためワードラーには多大な恩義を感じていたが、同時に神になる為、各地の王族をイ・オムの生贄にする彼の非道を見過ごせず、弟をサイプレスに送り込んだことを皮切りに、陰ながらサイプレス軍に助言を与えるなどして、阻止しようとしていた。 後半、ワードラーに挙動を疑われるも、捕らえられたニックとは密かに連絡を取っており、終盤では、祭壇から彼を逃がそうとするが、あと一歩でワードラーらに目撃されてしまい、窮地に陥る。その後、シュウたちの助力によってニックの救出に成功するが、自身はワードラーによって生贄にされてしまう。 ゴードン イ・オム王国の魔導士。ワードラーに、エルミド王国の支配と破邪の剣の略奪を命じられる。紆余曲折の末、ついに破邪の剣を手に入れるが、シュウたち留守番部隊に敗れ去り、剣も奪われてしまう。 ソロ ワードラーの腹心の一人である老魔導士。策士として知られており、隠し砦の暗闇の結界や空中機雷デスバルーンなど、あらゆる罠を用意してサイプレス軍を苦しめる。 敗北すると、シュウを道連れにしようと襲い掛かるが、彼の顔を目にした瞬間、自軍の裏切り者の正体に気付いて大きな驚愕を受けたため、結局、何もできずにその場で絶命する。 バーバラ ワードラーの腹心の一人。ダークエルフの女将軍。パワーファイターだが、ガーディアナ軍遠征の妨害工作や留守番部隊を古代の谷におびき寄せる作戦など、謀略にも積極的に加担、実行している。後半では、ワードラーの命により、同僚ヒンデルの挙動を監視する。高飛車な好戦家で、同僚のソロに対しても喧嘩を売ってくる。しかし、なぜかヒンデルとは事を構えたがらない。 最後はイ・オム神殿でシュウたちと戦うが敗死する。 デスウォルドル 前作のラストボス・ウォルドルが、ワードラーの力によって蘇ったもの。かつて命を奪われた恨みを晴らすべく、イ・オム神殿にてシュウ一行に襲い掛かる。 攻撃手段は、デーモンブレスの代わりにフリーズLv3になったが、相変わらずの強敵。アンデッドなので、敗北すると身体が溶解して消滅する。 イ・オム 国の名前にもなっている、イ・オム国で崇められる邪神。数多の生贄を糧にこの世に降臨する。しかし、ストーリー全体から察するに、実際に交戦するのはイ・オム本人ではなく、生贄の力で邪神のような姿になったワードラーだと思われる。 桁違いのHPもさることながら、シャイニングシリーズ恒例のデーモンブレスLv2を最大の攻撃とする。左右の触手もデーモンブレスLv1を使い、HPも高い。 ガメス イ・オム国山中に建設された隠し砦付近の村を守る自警団の長。職業はウォリアー。種族はドワーフ。強面の外見とは裏腹に紳士的な人物。隠し砦の建造に携わっており、そのことからいずれワードラーに目につけられ人柱にされると判っていたため、ナターシャ一行が村近辺を徘徊するイ・オム兵を駆逐するやすぐさま寝返り、隠し砦攻略に力を貸す。主人公シュウを除けば、唯一イ・オム国出身の仲間である。
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