インド洋 通商破壊任務とは? わかりやすく解説

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インド洋 通商破壊任務

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 09:48 UTC 版)

伊号第八潜水艦」の記事における「インド洋 通商破壊任務」の解説

1944年1月25日艦長有泉龍之助(海兵51期)中佐(10月15日大佐)が着任する2月19日、呉を出港しペナン移動3月19日ペナン出港しモルディブ諸島周辺哨戒を行う。 3月26日コロンボ南南西600地点付近で、貨物船ティラサック(Tjisarak、5,787トン)を雷撃により撃沈3月30日ディエゴガルシア島南東沖合で、伊8搭載機空船カラチからフリーマントル向かっていた英貨物船シティ・オブ・アデレード(City Of Adelaide、6,589トン)を発見日没後、搭載機通報により南緯12度01東経8027分 / 南緯12.017度 東経80.450度 / -12.017; 80.450の地点先回りして待ち伏せしていた伊8魚雷1本を発射魚雷はシティ・オブ・アデレードの右舷命中し同船は大傾斜して救難信号発信したのち、放棄された。放棄後、伊8浮上して砲撃し、シティ・オブ・アデレードを撃沈した4月11日0607、北緯3度31分 東経6707分 / 北緯3.517度 東経67.117度 / 3.517; 67.117フリーマントルから潜水艦用燃料搭載して航行中の米T2 タンカーヤムヒル(Yamhill、10,448トン)を発見し合計4本の魚雷発射。しかし、2本はヤムヒルの右舷側を、もう2本は左舷側を通過していった。雷撃されたと気づいたヤムヒルは救難信号発信10kmの距離を保って12時間以上追跡しながら、伊8砲弾20発を発射。ヤムヒルも応戦し38発の砲弾発射した夕方ごろ、モルディブから飛び立った英空軍所属PBY カタリナ接近してきたため、伊8は急速潜航し離脱した4月16日アッドゥ環礁付近帆船発見し砲撃により撃沈6月29日2345、南緯0751東経7520分 / 南緯7.850度 東経75.333度 / -7.850; 75.333のディエゴガルシア南西沖合で、174人の乗客一般貨物2,720トン乗せてボンベイからシドニー向かっていた英貨物船ネルールNellore、6,942トン)を発見し雷撃魚雷2本が命中したネルール航行不能となり、火災発生した同船放棄され浮上した伊8砲手1名、乗客10名を捕虜とした。 6月30日0245炎上するネルール砲撃し撃沈7月2日南緯0328東経7430分 / 南緯3.467度 東経74.500度 / -3.467; 74.500のセイロン島南方700地点付近で、中国ビルマインド方面への軍需物資積んでボンベイからシドニー向かっていた米リバティ船ジーン・ニコレット(Jean Nicolet、7,174トン)を発見し魚雷2本を発射魚雷はすべてジーン・二コレット右舷命中し、すぐに同船放棄された。伊8浮上して砲撃準備中、ジーン・ニコレットは沈没したその後日本回航中の呂号第五百一潜水艦との会合に向かうも、同艦が5月に米駆逐艦攻撃により戦没してしまったためやむなく反転8月14日ペナン到着その後ペナン出港し10月9日横須賀到着して整備を受ける。この時、艦後部航空兵装(格納筒、射出機クレーン)を撤去し、4隻の回天搭載可能なように改装されたが、最期まで回天搭載することはなかった。改装完了後、佐伯移動11月5日第六艦隊付属となる。 12月1日艦長篠原茂夫(兵62)少佐着任

※この「インド洋 通商破壊任務」の解説は、「伊号第八潜水艦」の解説の一部です。
「インド洋 通商破壊任務」を含む「伊号第八潜水艦」の記事については、「伊号第八潜水艦」の概要を参照ください。

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