イベント時の改装
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「国鉄C11形蒸気機関車227号機」の記事における「イベント時の改装」の解説
SLマン 1998年(平成10年)、1999年(平成11年)の夏休み限定イベントにおいて、塗装や前面が大幅に変更され、『それいけ!アンパンマン』のキャラクター「SLマン」を模した姿に改装された。このときは、車体にアンパンマンの登場キャラクターのフィギュアが装備されており、イベント終了後はフィギュアが新金谷駅のプラザロコに展示保存されている。なお、この改装イベントについては、後述の「SLくん」改装時の車内観光案内にて紹介された。 SLくん 2005年(平成17年)の大井川鐵道創立80周年時に同社職員のアイデアによって生まれ、2012年(平成24年)、2013年(平成25年)の夏休み限定イベントとして、大井川鐵道のマスコットキャラクター「SLくん」を模した姿に改装された。車体全面が明るい青色に塗装され、目玉とリボンはヘッドマーク扱いの脱着可能なタイプとした。 きかんしゃトーマス号 2014年(平成26年)の夏休み限定イベントとして開催。ウィルバート・オードリー原作のイギリスの幼児向けテレビ番組『きかんしゃトーマス』とのタイアップ企画で、日本語吹き替え版の総合制作であるソニー・クリエイティブプロダクツとの全面的なパートナーシップの下、登場キャラクターである「トーマス」を模した姿に改装され、「きかんしゃトーマス号」として同年7月12日より運行された。また、大井川鐵道所有のスハ43系客車7両(スハフ42 184・286・304、オハ47 81・380・398・512)がトーマスの牽引する客車「アニー」と「クララベル」を模したオレンジ色に塗装され、専用客車としてリニューアルされたほか、千頭駅構内に静態保存されている9600形蒸気機関車 (49616) が登場キャラクター「ヒロ」(声 - 玄田哲章)を模した姿に改装され、「きかんしゃトーマス号」とのツーショットが行われた。 2014年(平成26年)度の運行は10月12日の貸切運転で終了。その後、元の姿に戻されて同月19日に運用を再開した。 2015年(平成27年)度は6月7日から10月17日まで運行された。また、登場キャラクター「ジェームス」を模した姿に改装されたC56 44との重連運転およびプッシュプルも行われた。 2016年(平成28年)度から2019年(令和元年)度までのきかんしゃトーマス号の運行記録は以下のとおりである。2016年(平成28年)度 - 6月11日から10月10日まで。 2017年(平成29年)度 - 6月17日から10月9日まで。 2018年(平成30年)度 - 6月9日から10月14日まで。 2019年(令和元年)度 - 6月22日から12月1日まで。 2020年(令和2年)度は『きかんしゃトーマス』の原作出版75周年を記念し、5月から6月にかけて「緑色のトーマス号」が運行される予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となった。同年度の「きかんしゃトーマス号」については、6月26日から10月19日まで運行された。しかし、令和2年7月豪雨の影響で、7月30日に下泉 - 田野口間の線路敷横の大井川護岸に損傷が発生したことにより、8月7日からは新金谷 - 家山間の運行となった。同日からの上り家山発新金谷行き列車は電気機関車牽引で運行されたが、これは家山駅構内に転車台やデルタ線がないからである。 2021年(令和3年)度は6月12日から10月18日まで運行される予定であったが、9月27日まで運行された。なお、6月12日から28日までは、「みどりのトーマス号」として運行された。このほか、同年12月24日から翌2022年(令和4年)1月10日にかけて冬の特別運行も行われたが、それ以降はC11 190をトーマスに改装して運行している。これは、本機が2022年(令和4年)3月で検査切れとなるからである。
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