アロウン一派
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「Tears to Tiara」の記事における「アロウン一派」の解説
アロウン(Arawn) 声:小次郎 このゲームの主人公。真の名前はルキフェル。アルサルとリアンノンの遠い祖先である妖精王・プィルの親友であったが、深い眠りについている間に伝説が変わり、魔王として祭り上げられていた。復活後に成り行きからリアンノンの夫となったためゲール族の長となり一族を導くこととなる。目覚めて早々、リアンノンを皮切りに本人の意図しない形で次々と女性関係に恵まれる。名前の由来はケルト神話の妖精の国・アンヌン(アンヌヴン、アヌーブン)の王・アラウン(アローン)。 神界において絶対神・ウァトスに従える使徒「白の精霊/12精霊」の13番目に誕生した使徒であるが、存在してはならない数字「忌数」な為に他の使徒達から疎まれていた。義父であり唯一信頼していた使徒・ミルディンが少女・プリムラを助けた為に消滅した為、空席を埋める形で12番目の使徒になったが他の使徒達によりプリムラは心を失っており、今まで「黄金の時代」「白銀の時代」において自分達が創りだした生命をないがしろにしていた為、憤慨したアロウンは使徒達への反旗を翻し地上に堕ちる事を決意した。 アルサル(Arthur) 声:西島古都夫 ゲール族の一の戦士。リアンノンの兄でかなりの兄馬鹿。妖精王・プィルの末裔であるが、長い歴史の間に辺境・エリン島の一部族の戦士となっていた。意外なことに家付き妖精顔負けの裁縫の腕前を持つが妹限定でしか発揮されずリアンノンの鍋つかみに衣装から下着まですべて彼のお手製。名前の由来はアーサーのウェールズ語読み。 リアンノン(Riannon) 声:籐野らん ゲール族の女の子で、族長の代理をしている。真の名はプリムラ。生まれ持った予知能力で宣託の巫女と呼ばれていたが、その名前がドルウクをも呼び寄せてしまう。ドルウクに心を封じられ魔王復活のいけにえにされていたところをアロウンに救われ半ば強引に妻となる。その後アロウンには邪険にされながらも妻として一途に尽くす。モチーフはケルト神話のアラウンの盟友・プイス(プゥィール)の妻であるリアンノン。 なお、前世はミルディンとアロウンに救われ、後にプィルの妻となったプリムラである。 モルガン(Morgan) 声:富永理恵 ゲール族の女戦士。部族内ではアルサルに次ぐ実力の持ち主。猪突猛進・大喰らい・ウワバミと三拍子揃った超自然児。しきたりに従い自らの失態を死を持って償おうとしたところをアロウンに族長の権限を持って身元を引き受けられたことにより妻2号となる。名前の由来はモーガン(アーサー王の異父姉)のウェールズ語読み。 オクタヴィア(Octavia) 声:今井かおる 神聖帝国の女戦士。かつては裕福な身分であったが、家が没落し戦場に出ている。味方の裏切りにより縛られ箱詰めにされていたところをアロウンに発見され、さらにその現場をアルサルに目撃されたために箱ごとアロウンの寝室に運ばれてしまう。その夜いったんは開放されるがアロウンの不用意な引き止め方が求婚に当たる行為だったためそのままアロウンの妻に加わる(妻4号)。 オガム(Ogam) 声:厳蝉秋 アロウンに付き従う参謀役の老人。竜族の生き残りの1人でアロウンが深い眠りに着く前から面識があり、アロウン不在の時は軍を任されるほど信頼されている。名前の由来はオガム文字を作ったとされる言語と知識の神・オグマ。 「黄金の時代」の種族「ドラゴン」の神官であり、劇中の大陸の神殿に来ていた際、母国が「白の精霊」による隕石落下の為に滅び(白の精霊による実験みたいなものである)、後にミルディンの考えに賛同し従者となり、共にアヴァロン等の神々と戦う準備をし、後にアロウンと共に地上に降り立ち「神の大隊」と戦った。アロウンが長い眠りに就いていた間は「大賢者オガム」として辺境の奥地で暮らしていた。 タリエシン(Taliesin) 声:鷹取玲 ブリガンテス族の吟遊詩人。妖精王・プィルの傍流で、アルサルやリアンノンの遠い親戚に当たる。飄々とした性格で、妖精族に強い興味を持っている。
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