アルバムジャケットをめぐる話題とは? わかりやすく解説

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アルバムジャケットをめぐる話題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:51 UTC 版)

スコーピオンズ」の記事における「アルバムジャケットをめぐる話題」の解説

スコーピオンズは、そのLPジャケットスキャンダラス内容の(特に、性的に挑発的な写真イラストをよく用い、度々物議を醸して来たことでも有名である。幾つかのアルバムが、発売もしくは発売直後に、多くの国でジャケット差し替え措置取られた。 ウリ・ジョン・ロートによると、アルバムジャケット製作にもメンバー深く関わっていたという。しかし、インタビュアーから好きなアルバムジャケットは?と問われると、「好きなものはない。どれも酷い出来だよ。でも当時、私はアルバム・ジャケットには大した意味なんかない、大事なのは音楽だと考えていたんだ。」「今だったら全力却下しているだろうね。私も若かったし、判断力眠っていたんだ。」と答えている。 1975年復讐団』(In Trance)は、開脚姿勢屈み込んだ女性が、ギターを手にし喘ぐ様な表情をしているデザイン欧米差し替え処分となったが、日本版ではオリジナル発売された。但し、ウリ・ジョン・ロートへの後のインタビューで、「ヨーロッパでは特に問題なかったよ。」と話している。 1976年狂熱の蠍団ヴァージン・キラー』(Virgin Killer)では、開脚気味に床面座っている全裸少女と、ひびの入ったガラスイメージ重な写真用いられ小児性愛連想させるとして、多くの国でジャケット写真差し替え措置取られた。当時、「ヘア」にポルノ規制主眼置かれていた日本は、無修正ジャケット写真一定期間流通した数少ない国のひとつであった2008年にはこの作品ジャケットが再び物議をかもし、この画像掲示していることが元でウィキペディアサイト全体英国ブラックリストに入るという事態が起こった。「インターネット監視財団とウィキペディア」を参照1977年暴虐団』(Taken By Force)では、墓での打ち合いテロ事件連想させるとの理由で、欧米では差し替え処分となった日本では、オリジナル・ジャケット発売について話題にもなっていない1978年蠍団爆発!!スコーピオンズ・ライヴ』(Tokyo Tapes)は、前3作のジャケデザインの評判踏まえて日本スタッフデザインするになった。表ジャケ一輪薔薇の上小さ乗っているデザインで、何も問題無さそう見えるが、裏ジャケ薔薇中央日本刀突き立てられ、刀身には蜜が滴っているという隠喩的なデザイン日本では、オリジナル・デザインで発売された。 1979年ラヴドライヴ』(Lovedrive)では、男性が、女性剥き出し乳房ガムのような粘着したものを着け伸ばしている画が(デザインは、ヒプノシス)、女性蔑視想起させるとして、差し替えとなった。この措置欧米のみで、日本版ではオリジナル発売された。 1980年『電~アニマル・マグネティズム』(Animal Magnetism)では、の頭が男性股間位置にあるため卑猥だとして、表と同じジャケット差し替えとなった日本版ではオリジナル発売された。 現在、発売されているCDは、日本版含めジャケット写真差し替えられている(爆発日本版は、の色が黒から白に変わった以外は、変更無し)。

※この「アルバムジャケットをめぐる話題」の解説は、「スコーピオンズ」の解説の一部です。
「アルバムジャケットをめぐる話題」を含む「スコーピオンズ」の記事については、「スコーピオンズ」の概要を参照ください。

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