アルディピテクス属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 01:19 UTC 版)
アルディピテクス属(学名:Ardipithecus)は、約580万- 約440万年前(新生代中新世末期[メッシニアン中期] - 鮮新世初期[ザンクリアン初期])のエチオピアに生息していた原始的な人類(猿人)の一種。 長らく最古の人類とされてきたアウストラロピテクス属より、いっそう古い時代の化石人類である。 哺乳綱- 霊長目- ヒト科- ヒト亜科に分類される、ヒト族- ヒト亜族(en)中の1属であり、アルディピテクス・ラミドゥスとアルディピテクス・カダッバの2種からなる。
- ^ アファール語(en)は、エチオピアと周辺の乾燥地帯に暮らすアファール族(en)の言語。アフロ・アジア語族- クシ語派(en)の東クシ諸語に属す。
- ^ White, Tim D., Gen Suwa, and Berhane Asfawi (1994). “Australopithecus ramidus, a new species of early hominid from Aramis, Ethiopia” (PDF). Nature 371: 306-312 2015年12月19日閲覧。.
- ^ a b 河合 (2010) pp.15-16
- ^ Haile-Selassie, Yohannes (2001). “Late Miocene hominids from the middle Awash, Ethiopia”. Nature 412 (6843): 178-181. doi:10.1038/35084063.
- ^ 河合 (2010) pp.33-34
- ^ “Ardipithecus kadabba”. Smithsonian Institution. 2015年12月24日閲覧。
- ^ 新種の初期人類を発見 米チーム、エチオピアで - 日本経済新聞(ワシントン共同) 2012年3月29日
- ^ 340万年前に樹上生活の人類…化石発見 - BIGLOBEニュース(読売新聞2012年3月29日、夕刊)
- 1 アルディピテクス属とは
- 2 アルディピテクス属の概要
- 3 その他
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