アクセプト・インターナショナルとは? わかりやすく解説

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アクセプト・インターナショナル

行政入力情報

団体名 アクセプト・インターナショナル
所轄 東京都
主たる事務所所在地 中央区日本橋堀留町一丁目11―5 日本橋吉泉ビル301号室
従たる事務所所在地
代表者氏名 永井 陽右
法人設立認証年月日 2017/03/10 
定款記載され目的
この法人は、特に社会から取り残され深刻度が高いにもかかわらず取り組み極端に不足している課題に対して当事者及び彼らを取り巻く環境理解すること、またこの法人対象者及び市民社会の間に確かな信頼関係構築することを通じて当事者や彼らが所属するコミュニティ、また広く社会対象多角的な解決策講じテロ紛争ない世界実現広く世界平和資することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
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解散情報
解散年月日  
解散理由  

アクセプト・インターナショナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 13:41 UTC 版)

特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナル(英文名: NGO Accept International)は、テロリストの脱過激化・社会復帰支援を通じて、テロ・紛争の解決に取り組む日本の国際協力NGOである[1]。代表は永井陽右。旧名称は日本ソマリア青年機構

解説

”排除するのではなく、受け入れる”という団体独自の理念・アプローチ姿勢のもと、テロ組織からの投降促進活動や、いわゆるテロリストなどの暴力的過激主義者ギャング集団へのカウンセリング、職業訓練、教育支援などのプログラムを通じて、紛争地域におけるテロ組織への新たな加入者を生み出さないことや、現在もなお組織で活動するテロリストの脱過激化を目的とした取り組みを主な事業としている。

現在はソマリアイエメンケニアインドネシア、日本の5カ国で活動。本部は、日本国内(東京都中央区)に置いている。

2021年には、国際連合の経済社会理事会(ECOSOC)との協議資格である「特殊諮問資格」が正式に付与され、国連NGOとなっている。

沿革

  • 2011年9月:早稲田大学に在籍中だった永井陽右とソマリア人学生2名により、学生NGO日本ソマリア青年機構として設立[2]
  • 2011年11月:ソマリア人学生の長期留学支援事業(Study Abroad Project)を開始[2]
  • 2011年12月:現地学生団体と合併し、ソマリア人メンバーと活動を開始[2]
  • 2012年10月:ソマリア人難民居住区にてスポーツ用品の寄付を通じた平和構築事業(Cheer up Somali Sports Project) 開始[2]
  • 2013年9月:ソマリア人ギャングの脱過激化・社会復帰支援事業を開始[2]
  • 2017年3月:ソマリア人ギャングの脱過激化・社会復帰事業での受け入れギャング総数が70名を超える[2]
  • 2017年4月:NPO法人アクセプト・インターナショナル設立[2]
  • 2017年7月:ソマリアとケニアの国境・マンデラにおける国連人間居住計画(UN-Habitat)との協働事業の開始[2]
  • 2017年9月:ソマリア人ギャング組織「カリフマッシブ」の全受け入れと同組織の解散を完了[2]
  • 2018年8月:インドネシアにおける元テロリストへの脱過激化プログラムの開始[2]
  • 2019年4月:ソマリア政府との協働事業・DRRプロジェクトの開始[2]
  • 2019年12月:アル・シャバーブ投降兵および逮捕者の脱過激化・社会復帰事業での受け入れが100名を超える[2]
  • 2020年4月:国連人間居住計画との協働の下、新型コロナウイルスへの対応をソマリア・ケニアで開始[2]
  • 2020年11月:第3回パリ平和フォーラムにてRPAモデルが「地球課題を解決するソリューション」として日本から選出[2]
  • 2020年11月:イスラーム教徒を中心とした在日外国人支援、非行少年の更生保護支援を日本国内にて開始[2]
  • 2021年4月:イエメンにて武装勢力からの投降兵への取り組みを開始[2]
  • 2021年9月:創立10周年記念[3]。「テロや武力紛争に関わる若者の権利宣言」を発表[2]
  • 2021年10月:国連の経済社会理事会(ECOSOC)との協議資格である「特殊諮問資格」を取得[2]

受賞歴

  • 2014年7月:第28回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)にて人間力大賞、外務大臣奨励賞を受賞[2]
  • 2015年3月:2014年度早稲田大学小野梓記念賞(特別賞)、早稲田校友会稲魂賞受賞[2]
  • 2020年11月:公益財団法人社会貢献支援財団による第55回社会貢献者表彰(日本財団賞)を受賞[2]
  • 2020年12月:バーレーン国王、国連開発計画(UNDP)主催「King Hamad Youth Empowerment Award to Achieve the SDGs」にてPeace Awardを受賞[2]

外部リンク

脚注

  1. ^ “NPO法人アクセプト・インターナショナル に電気で寄付” (日本語). ハチドリ電力. https://hachidori-denryoku.jp/list/accept/ 2021年12月26日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 団体概要 – 沿革”. NPO法人アクセプト・インターナショナル. 2023年6月18日閲覧。
  3. ^ 設立10周年記念サイト | NPO法人アクセプト・インターナショナル


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