中曽根康弘賞とは? わかりやすく解説

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中曽根康弘賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 04:30 UTC 版)

中曽根康弘賞(なかそねやすひろしょう)は、公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所が贈呈する賞。

概要

新しい国際秩序の創造、地域経済協力体制の構築、飢餓・貧困の克服、パンデミックや激甚災害への対応及び環境・エネルギー問題など、地球規模の課題に積極果敢に取り組み、かつ、国際的に業績をあげている若い世代を対象として、2004年に創設された[1][2]。優秀賞と奨励賞の2種が存在する。

  • 受賞対象事項
    以下の各分野におけるすぐれた研究活動、または、実践活動
    1. 国際社会における平和と安全の確保
    2. 国際経済の発展及び経済協力等の推進
    3. 文化・芸術交流、文化協力等国際的文化活動
    4. 環境、エネルギー、医療、貧困等地球規模の諸問題に対する取組み
  • 受賞者資格
    日本及びアジア・太平洋の国または地域に属する者で、原則として45歳以下の方

受賞者

以下に優秀賞の受賞者を記載する。

  • 第1回(2005年) 朴喆煕(パク・チョルヒ)
  • 第2回(2006年) 岸谷美穂
  • 第3回(2007年) 中村千秋
  • 第4回(2008年) Shin-wha Lee
  • 第5回(2009年) 渡辺将人
  • 第6回(2010年) Michael Auslin(マイケル・オースリン)
  • 第7回(2011年) 松田康博
  • 第8回(2012年) Robert D. Eldridge(ロバート・D・エルドリッヂ
  • 第10回(2014年) ジョン・スウェンソン=ライト
  • 第11回(2015年) グエン・ティ・ラン・アン
  • 第12回(2016年) 池内恵
  • 第13回(2017年) 野田章子
  • 第14回(2018年) James L Schoff(ジェームズ・ショフ)
  • 第15回(2019年) Barak Kushner(バラク・クシュナー)、土屋大洋
  • 第16回(2020年) Joshua・W・WALKER(ジョシュア・ウォーカー)
  • 第17回(2021年) 益尾知佐子、Suzanne. I. BASALLA(スザンヌ・バサラ)
  • 第18回(2022年) 小泉悠
  • 第19回(2023年) 小川真吾
  • 第20回(2024年) Shiro Patrick Armstrong(シロウ・パトリック・アームストロング)[3]

脚注

  1. ^ 中曽根康弘賞とは”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2021年5月23日閲覧。
  2. ^ Shiro ARMSTRONGノンレジデントフェローが中曽根康弘賞の優秀賞を受賞”. 独立行政法人経済産業研究所. 2025年5月24日閲覧。
  3. ^ "お知らせ:第20回中曽根康弘賞の受賞者が決定しました."中曽根平和研究所(2024年10月18日). 2024年11月23日閲覧。

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