アクア・ケントルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/03 14:00 UTC 版)
「ツェントル・プロジェクト」の記事における「アクア・ケントルム」の解説
(声優:白鳥由里) 『MX』から登場。同作品の副主人公。23歳。階級は少尉。シリーズの味方側勢力の年代はいつも若者が多いが、『MX』の味方側勢力のパイロットは小学生や中学生も多く、歴代作品でもかなり若者揃いという状態で、自分が年長者にあることを気にしている。ヒューゴとコンビを組んで、主にオペレータとして同乗している。性格は明るく勝ち気だが、エルデ曰く感情の制御が下手とのこと。話に乗せられやすく、自然とノリツッコミをこなすことも多い。露出度の高いDFCスーツの容貌を気にしており、本人はできれば着たくはないらしい(水着感覚でそのまま風呂に入れるのである意味便利、とノリツッコミの要領で発言したこともある)。『MX』では常時DFCスーツのままだが、『OG』シリーズでは戦闘時のみとなり、平時は連邦軍の士官用制服を着用している。 父親は上院議員のテイラー・ケントルム。幼い頃から何不自由なく暮らしていたが、籠の中の鳥のような日々を嫌い、父親の反対を押し切って地球連邦軍に入隊した。 ヒューゴが自分をパートナーと認めていないことに不満を感じていたが、次第に互いの存在を認め合うようになっていく。当初はTEエンジンの出力調整用サブパイロットとして搭乗していただけであったが、後継機ではTEエンジンが改良され出力調整に専念する必要がなくなったこと、変形機構を組み込まれ2つの形態を持つようになったことから、ヒューゴと同様のメインパイロットを務めることとなる。ラストはエルデの後を継いで科学者となる。ケントルムはラテン語で「中心」の意味。 『MXポータブル』では初期主人公機が破壊されたあと、メインパイロットのヒューゴが行方不明になる展開が追加されている。彼が行方不明になっている1ステージのイベントに限り、ドラグーンを乗機とする。 『OG外伝』では、学生時代でのエルデとの別れを経て、まだパイロットではない新兵として登場。『MX』での回想シーンと同様の場面を見せる。その際、親が政界の実力者であることが判明。機動兵器のパイロット志望に猛反対され、自分の力で将来を切り開くために家を出たという過去が明らかになる。教導隊隊長であるカイ・キタムラ、および隊員のラミア・ラヴレスにサインをねだるが、緊張しすぎてろれつがまわらなくなっていた。また同時にラミアのセクシー全開の服装について「私じゃ絶対に耐えられない」という感想を持っていたが、後にそれよりも露出度の高いDFCスーツを着用することになる。 『第2次OG』では、薬品切れによる自身の戦闘不能を危惧したヒューゴからTEアブゾーバーの操縦訓練を受ける。彼が戦死扱いになって以降は彼の遺志を継ぐという決意を秘め、1人でTEアブソーバー(サーベラスかガルムレイドのうち、破壊されなかった方)のパイロットを続ける。しばらくの後、哨戒任務中にメディウス・ロクスおよび無人のガルムレイド・ブレイズとサーベラス・イグナイトに遭遇し、奮闘するも多勢に無勢で危機に陥る。その時、アクアの叫びに応える形でAI1に取り込まれていたヒューゴが復活し、再びコンビを組むことになる。 封印戦争終結後は、ヒューゴと共に特殊戦技教導隊の預かりとなった。 専用BGMは『Dancing Blue』。
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