アイランド・レコード期とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > アイランド・レコード期の意味・解説 

アイランド・レコード期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:44 UTC 版)

トム・ウェイツ」の記事における「アイランド・レコード期」の解説

1982年実験的な音作り新曲アサイラム・レコード難色示されたことからアイランド・レコード移籍翌年移籍第一弾ソードフィッシュトロンボーン』を発表同作収録曲ワイルドなフランクの話」は、トム脚本家デビューとなったミュージカルフランクス・ワイルド・イヤーズ』(1986年6月初演)に発展していく。 1985年アルバムレイン・ドッグ』(1985年)にはキース・リチャーズ等がゲスト参加同作収録曲「ダウンタウン・トレイン」は、後にロッド・スチュワートによるカヴァー大ヒット記録しトム代表曲一つとなる。その後トムは、ローリング・ストーンズアルバムダーティ・ワーク』(1986年)にゲスト参加また、1986年にはトムの初主演映画ダウン・バイ・ロー』(監督・脚本:ジム・ジャームッシュ公開1987年9月30日ロイ・オービソンロサンゼルス公演で、ブルース・スプリングスティーンエルヴィス・コステロジャクソン・ブラウンボニー・レイットと共にロイバック・バンド参加。この時のステージは、1989年ライブ・アルバムブラック・アンド・ホワイト・ナイト』としてCD化された。また、アルバムフランクス・ワイルド・イヤーズ』(1987年)に伴うツアー模様録音・録画され、ライブ・アルバムビッグ・タイム』及び同名ドキュメンタリー映画として発表された。なお、同ツアー重要な役割果たしたマーク・リボーギター)とマイケル・ブレア(パーカッションドラムス)は、トムからの影響公言する日本シンガーソングライターSIONアルバム春夏秋冬』(1987年)に参加しているのに加えエルヴィス・コステロにも気に入られコステロアルバムスパイク』(1989年)にも参加する運びとなった1990年3月トム音楽担当したミュージカルブラック・ライダー』(ロバート・ウィルソン演出ウィリアム・S・バロウズ脚本)がハンブルク初演1993年には、同作楽曲用いたアルバム発表され2004年には英語版主演マリアンヌ・フェイスフル)がロンドン初演された。また、プライマスのメジャー・デビュー・アルバム『セイリング・ザ・シーズ・オブ・チーズ』(1991年)にゲスト参加その後プライマスベーシストのレス・クレイプールは、度々トムレコーディング参加することとなる。 1992年発表の『ボーン・マシーン』では、再びキース・リチャーズ共演同作グラミー賞の最優秀オルタナティヴ・レコード賞を獲得トムにとって初のグラミー賞受賞となった。それと前後して盟友ジム・ジャームッシュ監督映画ナイト・オン・ザ・プラネット』の音楽担当し、更に年末には、再びロバート・ウィルソン演出ミュージカル『アリス』音楽担当同作楽曲は、後に再レコーディングされ、アルバム『アリス』2002年)として発表された。 1993年現代音楽作曲家ギャヴィン・ブライアーズアルバムJesus' Blood Never Failed Me Yet』(1971年作曲され同名楽曲再録)に、トムゲスト参加1994年には、ジョニー・キャッシュAmerican Recordings』に、書き下ろし新曲Down There by the Train」提供。トムも後に『オーファンズ』でセルフカヴァーした。1995年ティム・ロビンス監督映画デッドマン・ウォーキング』のサウンドトラック・アルバムに、書き下ろし新曲ザ・フォール・オブ・トロイ」「ウォーク・アウェイ」提供(アルバムのみ収録で、劇中では使われていない)。

※この「アイランド・レコード期」の解説は、「トム・ウェイツ」の解説の一部です。
「アイランド・レコード期」を含む「トム・ウェイツ」の記事については、「トム・ウェイツ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アイランド・レコード期」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイランド・レコード期」の関連用語

アイランド・レコード期のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイランド・レコード期のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのトム・ウェイツ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS