アイネイアースの放浪とは? わかりやすく解説

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アイネイアースの放浪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 09:22 UTC 版)

ローマの建国神話」の記事における「アイネイアースの放浪」の解説

アイネイアーストロイア側の将軍トロイア王家人間である。また、愛と美の女神ウェヌスヴィーナスの子供でもある。トロイアギリシアアカイア人の諸都市が約10年戦ったトロイア戦争で、アイネイアーストロイア勢は奮戦するが、アカイア側のトロイの木馬の計によってトロイア陥落しアカイア人侵入し殺戮行った多くトロイア人命を落とす中、ウェヌス忠告アイネイアース年老いた父のアンキーセース子供アスカニオスと共に落城するトロイア脱出したその後、アンタンドロス (es:Antandro) で船を建造し、船に乗って新天地目指し放浪の旅始めた。まず、トラキアの王を頼ろうトラキア向かい海岸犠牲式を開催したが、ポリュドールス亡霊忠告によってトラキア離れたその後デロス島で神からのお告げクレタ島向かい建国をしようとしたその後、再びのお告げイタリア新しい国を作るべく再び航海始めたその後、嵐でストロバテス島に漂着ハルピュイア戦闘状態になる。その時女王ケラエノイタリア上陸後苦難が続くことを予言したその後逃げ延び一行アクティウムイピロス到達し、そこでアンドロマケーヘレノス再会するヘレノス今後旅についてアイネイアース助言をした。そして、メッシーナ海峡到達するも、波で押し戻されシチリア島エリチェ到達した。そこでアンキーセース亡くなる。しかし、女神ユーノーパリスの審判トロイア恨んでいて、更に予言からイタリアトロイア人の国が再び誕生するという知らせ聞いたため、風の神アイオロス命じて暴風雨を起こさせた。その後、なんとかカルタゴ漂着した一行は、カルタゴ女王ディードー歓迎を受ける。しかし、ウェヌスは、アイネイアースディードー危害加えられることを恐れていた。そこで、クピードー命じてディードーアイネイアース愛するようにさせた。そして、二人愛し合ったが、その噂を聞いたユーピテルトロイア再興使命を果たすように言った。そして、アイネイアースらはカルタゴ発ってイタリア向かった一方ディードー別れ嘆きアイネイアースを呪って炎の中で死ぬ。 イタリア発ったアイネイアースらはシチリア到達し、島の王に歓迎された。その後、父を追悼するために競技祭を開催し、船のレースをした。一方女性老人シチリア残されることになったその後、船でイタリア半島向かった。そして、クーマエ到着し巫女シビュラの下を訪れ冥界へ向かう方法教えてもらう。その後黄金小枝用いてシビュラと共に冥界向かった。そしてカルタゴ女王ディードー再会し、彼女にカルタゴ離れたことを弁解したその後、父のアンキーセース再会したアンキーセースアイネイアース今後ローマ歴史現れる人物の運命ローマ歴史予言し、またアイネイアース今後の身の振る舞い方についても述べたその後冥界から戻った戻ったアイネイアースは再び船に乗り、旅を続けた

※この「アイネイアースの放浪」の解説は、「ローマの建国神話」の解説の一部です。
「アイネイアースの放浪」を含む「ローマの建国神話」の記事については、「ローマの建国神話」の概要を参照ください。

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