「アイデンタァファイ」の意味や使い方わかりやすく解説 Weblio辞書

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identify

別表記：アイデンタァファイ

「identify」とは、認識や同一性のことを意味する表現。

「identify」とは・「identify」の意味

英単語である「identify」は他動詞および自動詞として用いられる。主な意味合いは3つ。

1つ目は「特定する」。「S（Subject、主語）＋V（Verb、動詞）＋O（Object、目的語）」の形式でよく用いられ、「S＋identify＋O」の形で「SがOを特定する」と訳す。例えば「I identified the car as mine.」なら「私はその車が自分のものであると特定した」となる。「identify」はこの意味合いで最もよく使われている。2つ目の意味は「証明する」。正体や身元などを知らしめ立証する場合に使われる。「S＋identify＋oneself」という使い方をされた場合は「（主語が）身分を明らかにする」と訳す。3つ目は「同じように考えている」あるいは「同一とみなす」という意味だ。

ただし、ビジネス英語で「identify」を用いる場合は上述の意味よりも「本人であること」「誰なのか確認する」といった意味で使われることが多い。身元を確認する場合に使う言葉なので、ほかの物事を確認したい場合には「identify」を用いないように注意しなければならない。

「identify」は形容詞や名詞として誤用されやすい単語である。「identify」の形容詞は「identifiable」で「同一であると証明できる」「身元の確認ができる」「同一視ができる」などと訳す。名詞形には「identifier（認識装置・識別子・名標）」「identification（同一・身分証明書・一体感・身分確認）」がある。また、ほかの派生語には「identity（身元・正体・アイデンティティ）」「identical（同様の・同一の）」などがある。近年では性的なマイノリティーの表現として「identify」の意味に派生がみられるので注意が必要だ。例えば、性的マイノリティに関する話題で「Carrie identifies as a man.」とあると「キャリーは自分自身を男性と認識している」という意味になる。

「identify」の覚え方としては「あ！遺伝てファイルで特定（識別）する」「あ！いい電池ハイ！と特定する」などがある。

「identify」の発音・読み方

「identify」を日本語で英語に近い読み方をすると「アイデンタァファイ」となる。頭文字の「I」の発音が「アイ」である点には注意が必用だ。また「ti」の部分の「i」には中舌（中央）母音である「シュワー」が用いられている。シュワーはアクセントを付けないように短くかつ弱く発声するとよいだろう。

「identify」の活用変化一覧

「identify」の活用変化は以下の通りである。
・原形 identify
・過去形 identified
・過去分詞形 identified
・現在分詞形 identifying

「identify」の語源・由来

「identify」は、フランス語の「identifier（同じとみなす、確認する）」に由来する。この語は1600年代中期に用いられていた。なお「identifier」の語源は中世ラテン語の「identicus（同一の、同一性の）」である。「identicus」はラテン語「identitas（同一性）」に接尾辞「icus」が結びついて生まれた。

「identify」を含む英熟語・英語表現

「identify with」とは

「S＋identify with」と使うことで「主語が（with以下を）同一視する」あるいは「主語が（with以下に）共感する」といった意味になる。なお「identify A with B」という構文で「identify」が用いられた場合には「AをBと同一視する」といった意味になる。また「identify oneself with」なら「(政党などと）行動を共にする・共鳴する」と訳す。