ふじ (化粧品メーカー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/18 04:11 UTC 版)
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 未上場 |
略称 | ふじ、レイラ化粧品 |
本社所在地 |
![]() 〒343-0002 埼玉県越谷市平方1096 |
設立 | 1971年9月(化粧品研究所) |
業種 | 製造業 |
法人番号 | 8030001064686 |
事業内容 | 化粧品、医薬部外品の製造販売 |
代表者 | 油原通江 |
外部リンク | レイラ化粧品 |
特記事項:「レイラ化粧品」の名を多用する。 |
株式会社ふじは、レイラ化粧品(レイラけしょうひん)のブランドで展開する日本の化粧品メーカーである。全成分公開・低価格路線で、主に日本国内向け通信販売・訪問販売である。キャッチコピーは「美と平和へのかけ橋」。
レイラは映画『キタキツネ物語』に登場する母キツネの名に由来する[注釈 1]。公募により、高田敏江の案が採用された[1]。
概要
女性運動の流れで低価格化粧品事業を1971年から展開。1960年代に化粧品が原因の有害物質被害(黒皮症)が社会問題となったことが背景にある。「平和」を企業理念とし、安全性において一切の疑念が無い事を最優先に「環境を守る」化粧品を作っている。また、商品1つの売り上げの内1円を「女性平和基金」に寄付しており、世界平和を願う全ての人々の架け橋となる事を願っている。1982年から化粧品の全成分を公開した。基礎化粧品は無香料。着色剤は全製品使用していない。メイク製品に使用する色素は無機顔料を中心に選択。タール系色素は顔料化され、安全性の確認されているもの5種に限定して使用している。低パラベン(一部はパラベンフリー)、低防腐剤、低界面活性剤。シャンプーやリンス剤、洗顔フォーム等洗い流して河川に排出されるものは「生分解性の良い原料を選ぶ」としている。メイク用品は発色や色の付きが弱かったり落ちやすかったりするが、安全性を第一に考えて作られているためである。宣伝や広告をしない事、ビンなどの容器は、既に作られている容器を利用するなどして低コストでの販売を実現させている。
沿革
- 1971年9月 - 公害問題等への関心の高まりの中、東京都調布市に「化粧品研究所」を設立、「ふじ化粧品」ブランドで展開。
- 1973年6月 - 「有限会社ふじ」に改組
- 1978年10月 - 熊本県熊本市に九州出張所を開設
- 1979年8月 - 埼玉県戸田市に本社事務所と工場移転
- 1980年4月 - 株式会社に改組。公募によりブランド名「レイラ」に決定
- 1982年2月 - 全成分公開開始
- 1987年1月 - 大阪府吹田市に関西出張所を開設
- 1990年7月 - 埼玉県越谷市に本社事務所と工場移転
- 1990年9月 - フロンガスの代替として石油液化ガス使用のムースを発売
- 1995年1月 - 阪神・淡路大震災被災者へ乳液を提供。
- 1995年9月 - 医薬部外品製造業許可取得
- 1996年6月 - オンライン受注システム開始
- 1998年1月 - 関西出張所閉鎖
- 1999年4月 - ポリ塩化ビニール等を全廃
- 2000年5月 - 「女性平和基金」設立協力
- 2000年12月 - ISO14001認証を取得
主な商品
スキンケア
メイクアップ
ヘアケア・ボディケア
男性向け
販売会社
- 北海道ふじ(北海道)
- レイラ東京(東京都)
- レイラぽぴい(千葉県)
- 神奈川レイラ(神奈川県)
- 埼玉けやき(埼玉・茨城・栃木県)
- アイリス(愛知県)
- 長野レイラ(長野県)
- ベル・レイラ(新潟県)
- あけぼの(京都府)
- 大阪くれない(大阪府)
- 兵庫レイラ(兵庫県)
- 岡山レイラ(岡山県)
- ル・ボンふくおか(福岡・長崎県)
- レイラ福島(福島県)
- レイラわかくさ(奈良県)
注釈
脚注
関連項目
外部リンク
「ふじ (化粧品メーカー)」の例文・使い方・用例・文例
- しらふじゃ言い出しにくい
- 御夫人御同伴御来駕被下度候{ごふじんごどうはんでらいがくだされたくそうろう}
- 多いふじ色の花の毛深い枝とスパイクを持っているカリフォルニアとバハカリフォルニアの海岸の範囲の低木
- 関(かん)白(ぱく)だった藤(ふじ)原(わらの)頼(より)通(みち)は1052年に平等院を建てた。
- この氷は,南極大陸のドームふじ基地で行われた深層掘削計画の結果として,1月23日に日本南極地域観測隊によって採取されたものだ。
- ある日の明け方,彼女はサーフィンをするために海辺へ向かう1人の少年,藤(ふじ)代(しろ)孝(こう)治(じ)(塚(つか)本(もと)高(たか)史(し))を見かける。
- 気象キャスターネットワークのメンバー,藤(ふじ)森(もり)涼子さんは「最近の異常気象はおもに地球温暖化によって引き起こされている。どうすれば防げるかを子どもたちに伝えたい。」と語った。
- 豊田市の藤(ふじ)岡(おか)郵便局から2人の職員がバンに配置される。
- 千葉県の流通経済大学付属柏(かしわ)高校が静岡県の藤(ふじ)枝(えだ)東(ひがし)高校を4-0で破った。
- このプロジェクトに対しては賛否両論あったが,和田中学校の藤(ふじ)原(はら)和(かず)博(ひろ)校長は「我々が協力して何をできるか探るチャレンジをしたい。」と語った。
- 浅草で手ぬぐい店「ふじ屋」を経営。
- 大会の優勝者は藤(ふじ)永(なが)佳(よし)子(こ)選手(27)で,タイムは2時間28分13秒だった。
- 1890年,藤(ふじ)岡(おか)市(いち)助(すけ)氏は白(はく)熱(ねつ)舎(しゃ)を設立し,同社は日本初の白熱電球の製造会社となった。
- JAMSTECの藤(ふじ)倉(くら)克(かつ)則(のり)博士は「日本に多様な海洋生物が存在するのは,日本近海にはさまざまな潮流や水温があり,干潟などの地形にも恵まれているからだろう。」と話した。
- しかし,6回以降,大阪桐蔭の先発,藤(ふじ)浪(なみ)晋(しん)太(た)郎(ろう)投手は光星学院を無得点に抑えた。
- 海洋研究開発機構(JAMSTEC)は,有人潜水調査船「しんかい2000」を神奈川県藤(ふじ)沢(さわ)市(し)にある新江(え)ノ(の)島(しま)水族館に貸し出すことを決めた。
- 「御堂関白記」は藤(ふじ)原(わらの)道(みち)長(なが)によって書かれた日記だ。
- 彼は神奈川県藤(ふじ)沢(さわ)市(し)のパン店に勤めている。
- 彼は同級生の藤(ふじ)宮(みや)香(か)織(おり)(川口春(はる)奈(な))に一目ぼれする。
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