その後の演奏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 07:21 UTC 版)
「思い出のキャロライナ」の記事における「その後の演奏」の解説
「思い出のキャロライナ」はテイラーのコンサート・レパートリーの定番となり、実質的にすべてのテイラーのツアーでのセットリストで演奏されている。この曲の1992年の演奏は1993年リリースのテイラー初のライブアルバム『(LIVE)(英語版)』に収録されている。聴衆の反応は、ヒットシングルにならなかったにも関わらずこの曲が非常に好まれていることを示しており、テイラーのアコースティックギターから最初の音が鳴り響いた途端に拍手が起こり、歌唱が始まるとさらに拍手が増している。この時期のテイラーの常に優れたツアーバンドでは、4人のバック・シンガーが使われていた。アーノルド・マッカラー(英語版)、デヴィッド・ラズリー(英語版)、ケイト・マルコヴィッツ(英語版)、ヴァレリー・カーター(英語版)はアレンジで強く取り上げられ、1976年のリメイクから始まったハーモニーを強調し続けていた。 この曲は1980年のブロッサム音楽センター(英語版)での James Taylor: In Concert 、1988年のボストン、コロニアル劇場(英語版)での James Taylor: In Concert 、2002年の Pull Over を含む発売されたテイラーのコンサートビデオ複数に収録されている。この曲は2002年にテレビ番組CMT Crossroads 用にディクシー・チックスとの共演でも演奏された。2004年、テイラーとチックスはVote for Changeツアーでもこの曲を共に演奏し、テイラーはこの演奏を前ノースカロライナ州選出上院議員で米国副大統領候補のジョン・エドワーズに捧げた。2006年、『ジェームス・テイラーを讃える今年のミュージケアの人トリビュート』のショーとリリースされたビデオで、「思い出のキャロライナ」はアリソン・クラウスとジェリー・ダグラスによって演奏された。テイラーの2006年と2007年のワン・マン・バンド・ツアーでもこの曲は演奏されたが、ラリー・ゴールディングス(英語版)のピアノとハーモニウムをバックに、テイラーが映像とともに曲と、フォルメンテラ島やほかの場所と曲作りとの関係を紹介した。テイラーは短い期間だけ知り合っていて、それ以来会うこともなかった歌詞に出て来るカリンについてと、どのように彼女を再び見つけたのかをいくつものユーモアを交えて語った。このような演奏の一つがドキュメントとして2007年にリリースされたアルバムおよびビデオ『ワン・マン・バンド(英語版)』に収録されている。もう一つのライブ演奏がキャロル・キングとの2010年のライブCD/DVDコンボである『トルバドール・リユニオン(英語版)』に収録されている。テイラーは2012年1月19日の『コルベア・レポー』に出演し、スティーヴン・コルベアとともに「思い出のキャロライナ」を歌うとともに、ノースカロライナ州シャーロットでの2012年民主党全国大会最終日にこの曲を演奏し、「仲間のター・ヒールズと民主党員」にあいさつした。 2020年のパレード誌とのインタビューで、テイラーは「思い出のキャロライナ」が演奏するのに最もお気に入りの曲であり「聴衆の反応はいいし、それが長く続くので「思い出のキャロライナ」が好きだ。ステージに立つたびにこの曲を演奏するけど、飽きるなんてことはない」と説明している。
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