その後の災害対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 21:58 UTC 版)
当時の小田原地方の海岸は以前にも度々海嘯の被害に遭っていたことから、防波堤が十分に整備されていなかったことが指摘され、この海嘯を契機に、防波堤の築造が俄に小田原町政の重要課題として採り上げられることとなった。町は同年10月に海岸防波堤築造委員会を組織し、10月20日、神奈川県知事宛に防波堤築造の請願書を出した。その後も請願を続けた結果、県補助金と地元負担により築造が開始され、1905年4月に延長約2,150メートルの海岸防波堤が完成した。
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