その後の無線通信での功績
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「グリエルモ・マルコーニ」の記事における「その後の無線通信での功績」の解説
マルコーニの超短波の開拓は1931年にはじまった。1931年10月上旬、イタリア郵政省に対する波長50cm(600MHz)のビーム波のデモンストレーションがイタリアのサンタ・マルゲリータ・リーグレで行われ、南東へおよそ18Km離れたセストリ・レヴァンテで受信できた。600MHz受信機をさらに改良して行なった再試験(10月29日)では非常に良好に受けることができたため、11月19-20日に受信地点を35Km離れたレヴァントにしたところ、みごと受信に成功した。 1933年2月11日、バチカン宮殿とガンドルフォ城の教皇宮殿を結ぶUHF(500MHz帯)電話回線の公式運用を開始した。これは2波を使う同時通話式の無線電話で、UHF帯の実用局としてはこれが世界初だった。
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