その他能力関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:48 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録の用語」の記事における「その他能力関連」の解説
神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの(SYSTEM) 学園都市における能力開発の、究極の目的。レベル5の先にあるもの。レベル6と同一視される。 「人間では世界の真理は理解できないが、人間を超越した存在となれば神様の答えに到達することができる」という考えに基づく。超能力は、「SYSTEM」に至る過程で生まれた副産物に過ぎない。小萌は、同じ能力開発を受けているはずなのに能力が全く発現しない、完全な無能力者(レベル0)こそが「SYSTEM」に繋がる鍵ではないかと推測している。 この考えは一部の魔術的な思想と似通っており、インデックスと姫神はグノーシス主義や「黄金練成」を連想した。 ミサカネットワーク 「妹達#ミサカネットワーク」を参照 RSPK症候群 「とある科学の超電磁砲#RSPK症候群」を参照 素養格付(パラメータリスト) 学園都市の生徒に対して秘密裏に行われている能力者としての素養調査結果をまとめたリスト。これによって能力開発を行う前からその生徒の素養が事前に分かるようになっており、素養の高い者はより複雑な時間割り(カリキュラム)に組み込まれる。この素養格付の事実が公になると学園都市の教育指針が大きく覆されるとして、その存在は秘匿されている。 学園都市から身柄を狙われるようになった浜面が交渉材料とするため、第三次世界大戦の中で上層部を脅迫してデータを奪い切手より小さいマイクロチップとして保管していた。しかし12月の「大熱波」時のマイクロ波によりデータが破損、情報の価値を高めるためバックアップをしていなかったのが仇となり「アイテム」の手元からは失われた。 全体論の超能力 「世界規模」で大きな変化を生み、それによって掌から炎を生み出す、といった超能力。学園都市の能力開発で使われる量子論と対になる、膨張する全宇宙を1つの大きなシステムやネットワークとして取り扱う、人間が考えられる範囲で最も巨大な視点による理論で、地球規模だけでなく、他天体、時間軸、異次元まで含めた大きな「世界」を論じる。原理としては宇宙全体を折り曲げた時の副作用で極めてミクロな現象を起こすのだが、能力者自身には銀河を丸めた自覚はなく、現実にはとんでもない事が起きていても、学園都市換算では強能力未満という扱いに留まるとされる。 作中ではフロイライン=クロイトゥーネや春暖嬉美が全体論能力者とされる。また、「グレムリン」も全体論の能力を生み出すための準備として、バゲージシティで実験を行った。
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