サット【SAT】
サット【SAT】
読み方:さっと
さっ‐と【×颯と】
SAT(さっと)
警察の中にある対テロのための特別部隊の一つである。警視庁をはじめ、大阪府警や北海道警など7つの警察本部に10チームの部隊が設置される。隊員は機動隊員から選抜されて就任する。またその隊員数は全国あわせて約200人である。
SATの任務は、テロ事件などの際に強行突入して人質救出や犯人逮捕にあたることである。このために彼らは厳しい肉体訓練を日々行っている。例えばSATの部員は腹筋を1000回もこなしたり、あるいは1500m走を5分以内で走ったりできる水準に達している。
SATの過去の出動例としては1979年大阪府で起きた銀行強盗事件や、1995年函館空港ハイジャック事件がある。
(2000.05.06更新)
【SAT】
Special Assault Team の略称。 日本版 SWAT である「特殊急襲隊」の事。
1977年のダッカハイジャック事件で超法規的措置を取らざるを得なかった苦い経験から、
国際空港を擁する警視庁(東京都)、大阪府警、千葉県警は対ハイジャック専門の機動隊を創設。
なお大阪府警は設立当初、「存在していない部隊」という意味合いをこめて“零中隊”と呼称していた。
1996年にはそれらに加えて、
地方の主要空港を要する警察(神奈川、愛知、兵庫、福岡、北海道)にも同様の部隊を創設したため、その際に総称として「SAT」と命名された。また、2005年には沖縄県にも創設されている。
装備等は殆ど不明であるが、 GSG9 の組織と装備を基本としている様で、主な任務は以前同様、対ハイジャック犯であるが、場合により対テロ部隊としても行動する。
なお、一部県警には特別機動捜査隊「対銃器専従班」、各都道府県警には「特殊犯罪対策班」なる組織も存在するが、
前者は銃器取り締まりの為の武装捜査官、後者は誘拐・籠城対策班である。
関連:SST 特殊部隊
さっと
「さっと」の例文・使い方・用例・文例
- 私は母の顔に暗い影がさっとよぎるのを見た
- さっと入る
- 彼女は私のそばをさっと通り過ぎた
- カモメが海にさっと潜った
- 木の陰にさっと身を隠す
- 彼はかばんを床にどさっと下ろした
- 書類にさっと目を通す
- 笑みが彼女の顔にさっと浮かんだ
- さっと目を通すだけで済ませてもいい
- 彼は案内広告にさっと目を走らせた
- 彼女は私の論文にさっと目を通した
- どさっと倒れる
- 彼は草稿にさっと目を通した
- 出かけるまえに,さっとシャワーを浴びてもいい?
- 出かける前に買い物リストをさっと見よう
- そのスリはさっと彼女のバッグに手を入れた
- その警官は彼女をさっと見た
- 彼は彼女にさっとキスをした
- 水夫は大海原をさっと見渡した
- 腕をさっとひと振りして
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