かりゆし
「かりゆしウェア」はアロハシャツに似た趣の半袖開襟のシャツである。2000年の「沖縄サミット」を契機とし、2000年代を通じて全国的に知られるようになった。
「かりゆし」の語源・由来
「かりゆし」は、「めでたい」「縁起が良い」あるいは「幸多かれ」という意味合いの言葉である。漢字では「嘉利吉」と表記される。語源は諸説ある。「かりゆしウェア」とは
「かりゆしウェア」は、ハワイで定着していた「アロハシャツ」を手本にしつつアレンジを加えて考案されてされた沖縄産のシャツである。半袖の開襟シャツという特徴はアロハシャツと共通している。かりゆしウェアの左胸にはポケットが付いており、裾はズボンから出して着用することを前提に直線的にカットされている。アロハシャツに比べると柄や彩色は控えめである、とはいえ十分に派手である。
「かりゆしウェア」は1970年代に開発されたとされる。当初は「おきなわシャツ」と呼ばれていた、あるいは業者によって名称が異なっていた。1990年代から2000年までに「かりゆしウェア」という名称に統一された。そして2000年の「九州・沖縄サミット(第26回主要国首脳会議)」で首脳が着るなどして大きな注目を集め、一躍全国的な知名度を高めた。
かりゆしウェアは従来「主に中高年の男性が着るもの」というイメージを伴いがちだったが、昨今では素材やデザインも多様化し、じじくさいイメージも払拭され、女性や若者にも好まれている。カジュアルウェアとしてだけでなく、いわゆるクールビズの一環として職場に着ていっても大丈夫としう認識が醸成されている。沖縄では夏の正装として定着している。
かりゆしとアロハの違い
「かりゆし(かりゆしウェア)」は「沖縄版アロハシャツ」とも呼ばれる。両者の共通点は多い。決定的な違いとしては、産地が違う。かりゆしは沖縄の、アロハはハワイの産品である。かりゆし
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沖縄県(特に先島諸島)から本土への子牛等の輸送にも輸送船が用いられる。2017年10月17日には、老朽化した琉球海運の輸送船「にらいかない」の代替として、沖縄県農業協同組合、琉球海運、セリ牛事故共助積立金運営委員会等で構成される家畜海上輸送協議会が、琉球海運の既存の貨物船を家畜輸送用に改造した家畜輸送船「かりゆし」(9,943総トン、全長154.07m)を就航させている。
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