夏の閣議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:36 UTC 版)
クールビズの推進以来、6月最初の閣議でかりゆしを着用するのが恒例になっている。 2005年、環境省や経済産業省が中心となって「夏の軽装」運動を実施する際に、環境大臣の小池百合子が沖縄・北方担当大臣を兼務していたこともあり、かりゆしウェアがクール・ビズの取り組みの一環として推進されることになった。推進期間開始の6月1日には内閣府沖縄振興局などで多くの職員が着用したほか、小泉純一郎首相が着用した(小泉純一郎は2003年に沖縄県で開催された太平洋・島サミットですでに着用の経験があった)。 政府は2009年6月にクールビズの一環として閣議で閣僚全員かりゆしウェアを着用している。また、自民党議員も同じく着用していたが細田博之が裾をズボンに入れて登場したため小池百合子は終始不機嫌であったとされる(ハワイにおけるアロハシャツとは異なり、かりゆしウェアは裾をズボンの外に出して着るのが通例である)。 また、民主党政権となった2010年6月には閣議で(亀井静香を除く)閣僚がかりゆしウェアを着用した。 2017年6月1日にミス沖縄の県民女性らと官邸を訪れた翁長雄志知事から沖縄の夏の正装として「かりゆしウェア」が安倍晋三首相と菅義偉官房長官に手渡された。2017年6月2日の閣議には安倍首相と閣僚である各大臣らが翁長知事に贈ってもらった「かりゆしウェア」を着用して臨んでいる。
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