うぶめとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > うぶめの意味・解説 

うぶ‐め【産女/産婦】

読み方:うぶめ

妊婦また、産婦

(「姑獲鳥」とも書く)難産のために死んだ女性幽霊また、想像上怪鳥赤子抱いて現れ通行人に抱かせようとしたり、幼児泣き声似た声で夜間飛来して子に害を加えたりするとされる。うぶめどり。


産女

(うぶめ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:20 UTC 版)

産女、姑獲鳥(うぶめ)は日本妖怪である。難産で死んだ女性の霊が妖怪化したものとされる[1]


  1. ^ 村上健司『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、56頁。
  2. ^ a b 京極夏彦多田克己編著『妖怪図巻』国書刊行会、2000年、151-152頁。ISBN 978-4-336-04187-6
  3. ^ a b 村上健司編著『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年、74-75頁。ISBN 978-4-04-883926-6
  4. ^ 中央大学 民俗研究会. “常民 26号 福島県大沼郡金山町 調査報告書”. 怪異・妖怪伝承データベース. 国際日本文化研究センター. 2008年12月8日閲覧。
  5. ^ a b 千葉幹夫『妖怪お化け雑学事典』講談社、1991年、69-70頁。ISBN 978-4-06-205172-9
  6. ^ 阿蘇デジタル博物館民間伝承”. あそバーチャル体験ランド. 阿蘇テレワークセンター. 2008年12月8日閲覧。
  7. ^ 『日本妖怪大事典』、42頁。
  8. ^ a b 『日本妖怪大事典』、46-47頁。
  9. ^ 京極夏彦文・多田克己編『妖怪画本 狂歌百物語』国書刊行会、2008年、275-276頁。ISBN 978-4-3360-5055-7
  10. ^ 人文社編集部『諸国怪談奇談集成 江戸諸国百物語 東日本編』人文社〈ものしりシリーズ〉、2005年、20頁。ISBN 978-4-7959-1955-6
  11. ^ 志村有弘監修『図説 地図とあらすじで読む 日本の妖怪伝説』青春出版社、2008年、77頁。ISBN 978-4-413-00965-2
  12. ^ 田中聡『江戸の妖怪事件簿』集英社集英社新書〉、2007年、147-149頁。ISBN 978-4-08-720398-1
  13. ^ 桜井徳太郎編『民間信仰辞典』東京堂出版、1980年、39頁。ISBN 978-4-490-10137-9
  14. ^ 『妖怪事典』57頁。
  15. ^ 宮田登『妖怪の民俗学・日本の見えない空間』筑摩書房ちくま学芸文庫〉、2002年、30-32頁。ISBN 978-4-480-08699-0
  16. ^ 柳田國男『遠野物語・山の人生』岩波書店〈ワイド版岩波文庫〉、1993年、184-185頁。ISBN 978-4-00-007121-5
  17. ^ a b 『妖怪の民俗学・日本の見えない空間』、156-161頁。
  18. ^ 山口敏太郎『江戸武蔵野妖怪図鑑』けやき出版、2002年、22頁。ISBN 978-4-87751-168-5


「産女」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「うぶめ」の関連用語

うぶめのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



うぶめのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの産女 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS