うぶめの化物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/27 00:01 UTC 版)
与謝蕪村が、宝暦4年(1754年)の『妖怪絵巻』のなかで「蛇の崎が橋 うぶめの化物」として描いている。 それによれば、「出羽の国 横手の城下 蛇の崎が橋 うぶめの化物。関口五郎太夫、雨ふる夜、此のばけものに出合、力をさづけられるとぞ。其の後ゑぞか嶋合戦の時、其てがらあらわしけるとぞ。佐竹の家中にその子孫有」と説明をつけている。 産女(うぶめ)が大力を授けるこの物語は「うぶめの礼物」型に属している。産女は、上述のように、城の山中の氏神だと名乗っている。
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