うば桜伝説とは? わかりやすく解説

うば桜伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 04:51 UTC 版)

大宝寺 (松山市)」の記事における「うば桜伝説」の解説

角木長者伝説とも呼ばれるその昔、この地に角木長者呼ばれる豪族がいた。彼は子宝恵まれなかった。薬師如来祈り捧げたところ娘が生まれた。娘の名を「露」と名付けた露には「お袖という名の乳母雇い大切に育てたお袖の乳の出が悪くなり、再び薬師如来に祈ると乳が出るようになった。そこで、お礼お堂建立した。これが大宝寺始まりという。 露は15歳になった時に重病かかったお袖自分の命と引き替えに露を助けて欲しいと薬師如来祈った。すると露の病気平癒した。その祝いの席でお袖は病に倒れたお薬師様との約束と言ってお袖飲まず治療拒み、とうとう亡くなった亡くなる直前に「お薬師様へのお礼桜の木植えて下さい。」と言い残した長者約束どおりお堂前に桜の木植えた。その伸びないうちから幹に2~3輪の花咲いた。その花はお袖乳房のような形で、母乳のようなであったという。その後母乳の出が悪い女性参拝訪れようになった。 この話は明治時代小泉八雲によって英語に訳された。また、『怪談』にも納められている。

※この「うば桜伝説」の解説は、「大宝寺 (松山市)」の解説の一部です。
「うば桜伝説」を含む「大宝寺 (松山市)」の記事については、「大宝寺 (松山市)」の概要を参照ください。

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